ジャガーが“新車”の1957年型「XKSS」を発表! LAの自動車博物館で初公開

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価格は約1億3700万円以上!

 

 11月16日、ジャガーは、ル・マン24時間レースで優勝したDタイプのショートホイールベース仕様をベースに、公道用モデルとして1957年に製作された「ジャガーXKSS」の新車のワールドプレミアを、ロサンゼルスのピーターセン自動車博物館にて行なった。担当したのはジャガーのオールドモデル専門部署であるジャガー・クラシックで、1957年の仕様に合わせて忠実に製作されている。

 

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 当時と同じ3.4リッターの直6エンジンはブロックが新たに鋳造され、ウェーバーのDC03キャブ3基を搭載して262bhpを発生。そのほか、ステアリングホイールのウッドや革シートの加工をはじめ、真鍮製のシフトノブやダッシュボードの形状、スミス製の計器、2000以上が使われるリベットの数や形状、位置まで、オリジナルが完全に再現されているという。

 

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 XKSSは全9台が製造される予定で、顧客には100万ポンド(約1億3700万円)以上の価格で2017年中にデリバリーされるとのことだ。オリジナルのXKSSは工場が火災に見舞われたため全16台しか製造されておらず、そのうち9台は北米に輸出されたという。発表の地に米国が選ばれたことからすると、限定数の9台はオリジナルの北米出荷台数に由来しているのかもしれない。

 

 XKSSを新たに製造するにあたり、ジャガー・クラシックはオリジナルの図面をベースに、現存する1957年モデルから採寸した数値を参照してすべてのパーツをデジタル化したという。なお、シャシーナンバーは、1957年に製造されたものと連番になるそうだ。

 

 

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