趣味人たちの日常を描く
縁あって愛車と巡り合い、連れ添うように充実した日常生活を送る様々な人の近景を集めた趣味人図鑑です。運命的なクルマと感じながら衰え行く身を慈しむようにドライブを楽しむ人、若さに任せ維持が難しいクルマに挑戦する人、親が所有するクラシックカーを引き継ぐ夢見る人……。クラシックカーそのものに偏らず、オーナーとの関係性に軸足を置いた35人35様のストーリーを紹介。本格的コレクターやマニアではない、本書に登場する暖かい人々の飾らない姿には、羨ましさを感じるというより、今後のカーライフを応援したくなります。巻末では著者自身も自動車趣味人としてのカーライフを振り返りますが、故・小林彰太郎氏とのお付き合いから学んだという趣味人達への視線は、ご同輩たちの今後を案じるまでの優しさとなって表れているようです。登場する趣味人の愛車は、軽自動車の始祖スズライト、ダットサン・フェートンや日野ルノーといった国産車をはじめ、MGマグネットやパナール、ビアンキーナ、シボレー・ベルエア、1920年のタトラから1993年のポルシェ911など35台のクラシックカーを紹介しています。
クラシックカー趣味人図鑑Ⅲ
1,870円 (税込)
著者など:宮澤総介
出版社:出版のススメ研究会
カラー/153p/日本語
問い合わせ先:代官山 蔦屋書店
公式サイト:https://store.tsite.jp/daikanyama/
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