パワートレインは3タイプを用意か?
2021年後半にも日本市場に再参入が確定しているオペルだが、CセグメントクロスオーバーSUV、『グランドランドX』改良新型プロトタイプをカメラが初めて鮮明に捉えた。
オペルは現在、「Stellantis」ブランドの一部であるPSAグループの新技術を順次適応させており、すでに「モッカ」でデビューしている。今後はオペルで最もパワフルなSUV「グランドランドX」にも投入される予定で、モッカに影響を受ける「Vizor」フロントデザインの採用が有力とみられる。
捉えたプロトタイプは、フロントエンドとリヤバンパーをカモフラージュしているが、L字型LEDデイタイムランニングライトを備える新ヘッドライトがはっきりと見えるほか、クラスターの間に新設計されたラジエーターグリルが確認できる。またパンパーが異なって見えるほか、下部グリルはわずかに形状が変更、フロントレーダーを備えた新しいデザインパターンとなっている。
興味深いのは、プロトタイプのプラスチック製ホイールアーチさえもカモフラージュされている点だ。おそらく微調整され、いくつかのトリムレベルでボディとマッチしたカラーが予想される。
パワートレインは、最高出力224hp、及び300hpを発揮する2つのプラグインハイブリッド、最高出力130hpを発揮する1.5Lターボチャージャー付きディーゼルエンジン、最高出力130hpと180hpを発揮するガソリンユニットなどがキャリオーバーされる見込みだ。
尚、改良新型ではクロスランド同様に「X」の表記を排除し、「グランドランド」として発売されることが濃厚となっている。
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