順調にバリエーション拡大! 新型「ポルシェ911カレラ4/カレラ4カブリオレ」がデビュー

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カレラと同じく先代のスペックを上回る3Lフラットシックス・ツインターボを搭載!

ポルシェAGは、911シリーズの新たなバリエーションとして4輪駆動モデルの「911カレラ4」および「911カレラ4カブリオレ」を導入。フランクフルト・ショーで初公開した。

2020年モデルの「911カレラ」と同じく、911カレラ4と911カレラ4カブリオレは283kw(385㎰)/6500rpm、最大トルク450Nm/1950~5000rpmを発生する3Lツインターボ水平対向6気筒エンジンと8速PDKを搭載。911カレラ4の0-100km/h加速は4.2秒で、オプションのスポーツクロノパッケージを搭載するとこのタイムは4.0秒まで短縮。911カレラ4カブリオレでは4.4秒、スポーツクロノパッケージ搭載モデルでは4.2秒となる。最高速は911カレラ4が291km/h、911カレラ4カブリオレで289km/hと発表された。

4WDシステムは、「911カレラ4S」と同様にクラッチとデファレンシャルギアを水冷式として耐久性向上と高い負荷容量を獲得。これによりクラッチにかかるトルクの微調整が可能となり、強化されたフロントアクスルとポルシェトラクションマネージメント(PTM)が雪道だけでなく、通常の乾いた路面や濡れた路面でもさらなるトラクションを確保している。

足回りは、ポルシェアクティブサスペンションマネージメント(PASM)を装備。2020年モデルの911カレラにも標準装備される可変式電子制御ダンパーは、ノーマルとスポーツの2つのモードが選択可能で、カレラ4Sに標準装備される完全可変式の電子制御リミテッドスリップデフギア、ポルシェトルクベクタリング(PTV)もオプションで装着可能だ。タイヤは、フロントが235/40ZRの19インチ。リヤは295/35ZRの20インチが標準で、カレラ4Sの標準サイズとなる前輪20インチ、後輪21インチはオプションとして設定された。ブレーキは黒くペイントされた4ピストンモノブロックキャリパーと直径13インチの鋳鉄製穴あきブレーキディスクがスタンダードで、ポルシェセラミックコンポジットブレーキ(PCCB)はオプション。また、路面の水を検知しそれに基づいてスタビリティコントロールやABSなどを最適化する「ウェットモード」も当然ながら標準装備となる。

エクステリアは、ポルシェの特徴ともいえるフロントフェンダーアーチのライン、初代911を彷彿とさせるフロントリッドのライン、テールタイトを繋ぐフルLEDライトなど、他の911モデルと共通のデザイン要素を備える。先行してデビューした911カレラ4Sと唯一異なる部分はテールパイプで、丸テールが左右で2本出しとなるカレラ4Sに対しカレラ4では四角い形状のパイプが左右に1本ずつとなる。なお、オプションのスポーツエギゾーストシステムを組み合わせると左右のパイプは楕円形の意匠に変更される。

インテリアは911カレラや「911カレラS」と共通。新デザインのシート、中央に配置されたタコメーター、10.9インチのタッチスクリーンを採用したポルシェコミュニケーションマネージメント(PCM)が採用。スクリーン下の5個のスイッチを備えたコンパクトなユニットによって、重要な車両機能に直接アクセスすることができる。

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H.Tanaka
AUTHOR
2019/09/13 13:00

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