ランボルギーニ・チェントロ・スティーレとアドペルソナムのコラボで誕生した特別な内外装をまとう
ランボルギー二は8月18日までカリフォルニアで開催されたイベント群、「モントレーカーウィーク」において「アヴェンタドールSVJ63ロードスター」と「ウラカン・エボGTセレブレーション」という特別な限定モデルを披露した。
アヴェンタドールSVJ63ロードスターは、2019年3月のジュネーブ・モーターショーで披露された高性能モデル「アヴェンタドールSVJロードスター」の限定モデル。6.5LのV型12気筒エンジンはベース車と同様に770ps/720Nmを発揮。0-100km/hを2.9秒、0-200km/hを8.8秒でこなす性能が与えられている。350km/h以上をマークする最高速は、昨年登場したクーペ版のSVJおよびSVJ63と変わらない。車名に添える「63」はランボルギーニの創立年である1963年にちなんでつけられ、63台のみが限定生産される。
このモデルはランボルギーニ社内のチェントロ・スティーレ(スタイルセンター)と同社のカスタマイズ部門であるアドペルソナムとの共同開発によって生み出された。外観では、ルーフやエンジンカバー、エンジンエアベント、ドアミラーなどにカーボンファイバーを採用したほか、マットチタニウムの鍛造ホイールや、シリアルナンバープレートを装着。インテリアはアルカンターラ張りで、シートなどにはコントラストステッチが施され、特別な雰囲気を発散する。
アルカンターラが多用されたインテリアでもカーボンファイバーパーツを採用。ステアリングホイールやリヤのバルクヘッドには、特別限定モデルであることを主張する「63」が表示される。
世界でわずか63台のみが限定で販売されるアヴェンタドールSVJ63ロードスター、すでにすべての購入者は決定しているとのこと。なお、カスタマーへのデリバリーは2020年中とのことだ。
一方、「ウラカン・エボGTセレブレーション」は、世界で開催されている耐久レースやGT選手権などで活躍しているレーシングマシン「ウラカンGT3エボ」へのオマージュとして製作されたモデルだ。
2018年の実戦投入から2019年にかけて、各レースシリーズで36勝を記録。なかでも2年連続でデイトナ24時間レースとセブリング12時間レースを制するなど、輝かしい戦績を収めている。この36勝にちなんで、ウラカン・エボGTセレブレーションは36台限定で販売される。
このモデルも、ランボルギーニのチェントロ・スティーレとアドペルソナムのコラボレーションによって開発。エクステリアでは、ボディサイドの「Daytona 24」や「Sebring 12」のプレートに加えて、シリアルナンバー入りのカーボンプレートを装着。このほか、ルーフにはイタリアやアメリカの国旗を、リヤフェンダー上部には月桂冠をあしらった各レースの勝利を示すステッカーをあしらうことも可能だ。このモデルは北米市場だけで販売され、2020年頭にデリバリーがスタートする予定だ。
なお、いずれのモデルも複数の特別なボディカラーが用意されており、アヴェンタドールSVJ63ロードスターでは8種類、ウラカン・エボGTセレブレーションでは9種類から、カスタマーは好みのボディカラーをチョイスすることができるとのことだ。
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