新たに”パラス””エトワール”の2つのトリムレベルを採用。DS、「DS4」の新年度アップデートを発表

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顧客の購入体験を向上させるため、トリムレベルをスリム化。エクステリアとインテリアのスタイリングや価格を刷新

DSオートモビルは、新型「DS4」を発表した。新モデルでは、インテリアトリムとエクステリアのスタイリングが刷新され、新しいハイブリッドパワートレインと2つの新しいトリムレベル「パラス」と「エトワール」が追加となった。

DS4の価格は「DS4 パラス ピュアテック130 オートマチック」が32,450ポンド(約669万円)から、ハイブリッドモデル「DS4 パラス ハイブリッド 136 オートマチック」が33,800ポンド(約697万円)から。

新しいトリムレベルであるパラスとエトワールは、DS4のラインアップ全体で顧客の購入体験を向上させたい、というブランドの意欲の賜物だ。エレガントで実用的なDS4が新しいトリムレベルの最初のモデルであり、「DS3」と「DS7」が年内に続く予定となっている。

DS4の既存のトリムレベル(パフォーマンスライン、リボリ、オペラ)は置き換えられる。また、新モデルには、なめらかな紫がかったグレーの新色「ナイトフライト」が導入される。

【写真5枚】DS4にハイブリッド136パワートレインを搭載 

パラスはDS4の新しいエントリーレベルトリムとなり、もともと1960年代のDSの最も豪華なトリムに使用されていたバッジ。パラスには、ファブリックインサート付きのDSキャンバスシートと、スケールエフェクトのインテリアが含まれる。

パラスバージョンにはワイヤレススマートフォン充電、自動緊急交通標識認識、ストップ&ゴーアダプティブクルーズコントロールが標準装備される。

さらにインフォテインメントシステムには、SMART TOUCHと、3Dコネクテッドナビゲーション、自然な音声認識、Bluetooth接続、無線アップデート、Apple CarPlayおよびAndroid Autoスマートフォンのワイヤレスミラーリングを提供するChatGPTを搭載したDS Irisシステムが装備され、DS4のスタイリッシュなデザインは、LEDヘッドライトとフルLEDリアライトによって強調されている。

エトワールは、かつて「エトワール広場」として知られていたパリの「シャルル・ド・ゴール広場」にちなんで名付けられた一台。エトワールはまた、パリ国立オペラ座バレエ団の最高のダンサーに与えられる究極のステータスも反映している。

エトワールはリヴォリに代わるモデルで、パラスに追加された数々の機能を備えている。インテリアはアルカンターラでエレガントに装飾され、フロントシートは電子調整式。インフォテインメントシステムはDSエクステンデッド・ヘッドアップディスプレイによって強化され、エトワールにはDSマトリックスLEDビジョンヘッドライトとスタイリッシュなスクロール式ターンインジケーターも装備されている。

リアトラフィックディテクションパックも、エトワールバージョンに標準装備された。エトワール – ナッパレザートリムレベルには、エトワールの全機能に加え、ナッパレザーインテリアトリム、ステアリングヒーター、フロントシートヒーターが装備される。

新型モデルでは、新しいハイブリッド・パワートレイン「ハイブリッド136」も導入された。この新しいハイブリッドパワートレインは、最高出力136hp、最大トルク230Nmを発生し、新しい6速コンパクトデュアルクラッチトランスミッションと、ギアボックスに組み込まれた15.6kWの電気モーターを組み合わせた。

バッテリーをシート下に配置することで、キャビンスペースやラゲッジ容量に影響を与えず、エネルギー回生システムにより減速時にバッテリーを充電する。

ハイブリッド136により、DS4のドライバーはピュアテック130と比較して、最大21g/kmの燃費削減と、8mpg(暫定WLTP複合)の燃費向上の恩恵を受けることができる。また、ハイブリッド136のBIK率は28%(現行ピュアテック 130は32%)で、VED率も低くなっている。

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