amtにとってこの年唯一の市販マスタングとなったこのファストバックは、これまでのアニュアル・マスタングよりもぐっと踏み込んだ秀作となった。当時のファンはステアリング可能なサスペンションや別体化されたエグゾーストシステムのできばえに歓喜したに違いない。廃止されたトロフィーシリーズの取り組みがアニュアルキットに受け継がれたとも、MPCのやる気に触発されたとも取れる、車体裏面の精密化。amtの意地をみる思いがする。 この記事をシェアする 記事にもどる 写真:畔蒜幸雄、羽田 洋 TAG : 1/25スケールAMTMPCアメリカンカープラモジョーハンプラモデルプロモプロモーショナルモデル ■関連記事 昨日?そんな昔のことはもう忘れた…捨て去った過去と断ちきれない想い出!【アメリカンカープラモ・クロニクル】第25回 過去の名車の現代化――それは実現しなかった夢でありながら、叶えられた祈りでもあった…【アメリカンカープラモ・クロニクル】第24回 「ル・ボランCARSMEET」 公式SNSフォローして最新情報をゲット! Follow @carsmeet_web