フロントディフューザーはヘッドライトと一体化した超アグレッシブなデザイン
トヨタは現在、かつて存在した人気ミッドシップスポーツカー「MR2」の復活を計画していると伝えられているが、その最新情報を入手、予想デザインを制作した。
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1984年に日本初の量産ミッドシップとして誕生したMR2は、1989年に第2世代へバトンタッチするも、1999年に惜しまれつつも生産終了となった。2021年には後継モデルのプロジェクトが動き出したという情報をキャッチ、現在は本格的な開発が進められている可能性が高いとみられる。
歴代MR2はトランクが別に備わるデュアルデッキスタイルだったが、入手した情報によると、次期型はクーペスタイルへ変更する方向で開発が進められている可能性が高いことがわかった。
情報を元に制作した予想CGは、シングルデッキのクーペタイプスタイルに変貌、サイドシルエットも流れるようなラインと迫力をもたせたふくらみが特徴となる。ダウンフォースを稼ぐための大胆なアンダースカートを装備し、ヘッドライトデザインは、ハンマースタイルをより進化させた縦型コの字スタイルが予想される。またフロントディフューザーデザインは、ヘッドライトと一体化した超アグレッシブデザインが期待できそうだ。
ボディサイズは現代モデルらしく大型化されるはずだ。次期型では、全長4350mm、全幅1800mm、全高1230mm、ホイールベース2580mmとワイド&ローを意識したボディシルエットを実現するとともに、高速安定性も向上する。またボディは拡大されるが、車重は先代の1270kg程度をキープする方向で開発が進められているようだ。
パワートレインは、「GRカローラ」から流用される1.6リットル直列3気筒ターボエンジンを搭載、最高出力は先代の245psから、310ps程度まで向上、6速MT、または8速ATと組み合わされるという。トヨタは現在「セリカ」後継モデルも開発中と噂されるが、こちらは電動化も予想されており、MR2次期型はトヨタ最後のピュアガソリンエンジン搭載スポーツカーとなるかも知れない。
MR2新型のデビューは、2025年終わり、または2026年と予想され、価格は800万円から1000万円と高額な設定となりそうだ。
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