【BMW Group Japan 2023 Motorsport】BMW MとMINI JCWの競演「BMW & MINI Racing」の2023シーズンが開幕!

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エキサイティングな闘いが堪能できる工夫が満載

昨年からスタートした国内唯一となるBMW Group Japanの公認レース「BMW&MINI Racing」が、翌週に大型連休を控えた4月23日(日)に国際規格のレーシングコースを有する栃木県のモビリティリゾートもてぎで今季開幕戦のラウンド1(第1戦・第2戦)を迎え、続くラウンド2(第3戦・第4戦)が5月14日(日)に静岡県の富士スピードウェイで行われた。ここではBMWとMINIの市販モデルをベースにしたレーシングマシンが迫力のバトルを繰り広げる、この「BMW&MINI Racing」シリーズの見どころを紹介していこう。

5月14日(日)に開催されたラウンド2富士スピードウェイの第3-4レースは雨天ウェット路面での難しい闘いとなった。

注目はレース専用マシンとして世界各国のカスタマーに供給された、M2 CS Racingによるワンメイクレースだ。マシンの国内デリバリーとエントラントの参戦体制が整ったようで、モビリティリゾートもてぎでの開幕戦には昨年を上回る9台がエントリー。個性豊かなカラーリングのM2たちが繰り広げるハイスピードバトルは、まさにBMW Mの真骨頂といえるだろう。

一方、同時開催のMINI CHALLENGE JAPANは、F56型MINIがベースのレース専用マシンによる「JCW」とナンバー付き車両の「CPS」の2クラス混走となる。こちらのシリーズは今季で6シーズン目となるだけに、ステップアップを狙う若手レーサーからジェントルマンドライバーまで幅広い層が参戦している。また、ラウンド2の富士スピードウェイ戦には、John Cooper WORKS(JCW)創業家の3代目でJCWブランドのグローバル・アンバサダーを務めるCharlie Cooper(チャーリー・クーパー)氏が3年ぶりに日本戦にエントリー。決勝レース開催日のホスピタリティではチャーリー選手のトークショーも行われた。

決勝レースのスターティンググリッドで出走前の緊張感に迫れるグリッドウォークなど、非日常的なシーンが体験できるコンテンツも充実している。

ピットガレージツアーに参加すれば整備中のレースマシンを間近で見ることができる。モータースポーツファンにはたまらないプログラムだ。

両カテゴリーともに、決勝レースは1日に20分+1ラップの2戦を消化する形式で、ワンメイクタイヤのダンロップ製スリックは予選・決勝を通じて使用本数が制限される。しかも、第2レースのスタート位置は第1レースの上位60%がリバースグリッドとなるなど、確かなドライビングスキルと綿密なレース戦略がマッチしない限り、表彰台の頂点には立てないのだ。加えてM2 CS Racingでは前節のトップランカーのエンジン出力が抑制されて連勝が難しくなるなど、シリーズを通じて緊張感が保たれるレギュレーションも採用されている。

BMW M PERFORMANCE PARTS.やMINI JCWアイテム、最新Mモデルなどが展示されたレース会場のホスピタリティでは飲食が提供されるほか、レース実況やアンバサダーガールの撮影会も行われる。左からBMWアンバサダーガールの長沢美穂さんと仲川エナさん、MINIアンバサダーガールの新木みおさんと岡田夏芽さん。

こうしたレース展開を盛り上げる工夫もさることながら、会場のブランドテントやホスピタリティではBMWとMINIの世界観が存分に楽しめるほか、アンバサダーガール撮影会やレース出走前のグリッドウォーク、ライブ配信による実況といったエンタメ要素も盛りだくさん。

レーシングコースを占有して行われるパレードランもこのレースの魅力のひとつ。招待客のBMW/MINIで埋め尽くされたスターティンググリッドは圧巻。

また、開催サーキットの近隣エリアを担当しているBMW/MINI正規ディーラーによるレース観戦&ホスピタリティの特別招待に加えて、レーシングコースを占有したパレードラン参加への招待なども実施しているのだ。こうした従来のモータースポーツ観戦にはなかった参加型アクティビティもBMW & MINI Racingシリーズ独自の魅力といえるだろう。

BMW&MINI Racing公式サイト https://bmr-office.jp/
【M2 CS Racing/MINI CHALLENGE JAPAN】2023 Season Round.1 (第1戦・第2戦) レースレポート https://bmr-office.jp/report-2301/

フォト=小林俊樹/T.Kobayashi(もてぎ) 田村 弥/W.Tamura(FSW)

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