最も過酷な環境でも勝利してきたシボレー・モータースポーツは、今後も世界各地で競技を続ける。

6代目シボレー・カマロは、9年間にわたって市場で販売され、数十万台が販売されたのち、2024年のモデルイヤー終了をもって引退することになったという。最後の6代目カマロは、2024年1月にミシガン州のランシング・グランドリバー組立工場で組立ラインから出荷される予定だ。

クーペとソフトトップのコンバーチブルがあり、この最新世代のカマロは、最高の運動性能と落ち着きを持つことで知られている。カマロSSにはマグネティック・ライド・コントロールが搭載され、1LEパッケージは全車種に初めて導入された。また、究極のサーキット用カマロである650馬力の「ZL1 1LE」は、ミシガン州ミルフォード試験場のミルフォードロードコースでカマロ史上最速のタイムを記録している。

カマロは、オンロードパフォーマンスの賞や、世界中のサーキットでのレース勝利やチャンピオンシップなど、最も過酷な環境でも勝利するシボレーの能力を示してきた。

【写真4枚】この最新世代のカマロは、最高の運動性能と落ち着きを持つ。 

グローバル・シボレー副社長のスコット・ベル氏は「現行型カマロに別れを告げるにあたり、カマロのお客様、カマロの組み立てラインの従業員、レースファンの皆様への感謝の気持ちを言い表すことは困難です」と述べている。「今日、すぐに後継車を発表するわけではありませんが、安心してください、これはカマロの物語の終わりではありません」

シボレーは2024年モデルのカマロRSとSS、および北米で販売される限定数のZL1搭載車にコレクターズ・エディション・パッケージを追加し、この歴史あるネームプレートを祝う。コレクターズ・エディションは、カマロへのオマージュとして、1960年代の初代カマロ開発時のコードネーム「Panther (パンサー)」に由来するつながりを復活させている。

2024年型カマロのラインアップとコレクターズ・エディション・パッケージの詳細については、今夏の受注開始に近い時期に発表される予定だという。

ルイ・シボレーの創業以来、パフォーマンスは常にシボレーのDNAの不可欠な部分であり、これからもそうあり続けるだろう。コルベットからコロラド、シルバラードZR2、タホRST、ブレイザーEV SS1まで、このブランドはストリート、トラック、オフロードのための爽快な車を提供し続けていく。1SSは2023年秋に発売される。