これまでの概念にとらわれない、新たな価値を提供する新型クラウンは、新開発のデュアルブーストハイブリッドシステムによるトルクフルで気持ちいい走り!
トヨタは、新型「クラウン」を世界初公開し、その第1弾として「クラウン(クロスオーバー)」を2023年秋頃に発売*1 する。クラウンは、トヨタ独自の国産技術で作り上げた初の量産型乗用車として1955年に誕生。戦後間もない時代に、初の独自開発で苦難を重ね高級車を作り上げた「革新と挑戦」のDNAは、その後67年に渡って歴代クラウンに受け継がれ、常に時代の一歩先を行く新しい価値を追求し、多くの顧客に愛用されてきた一台。
しかし、時代の変化はそれ以上のスピードで進み、多様化するニーズに対して十分応えられなくなり、フラッグシップとしての存在感が希薄になっていった。今回、開発チームは新しいクラウンの開発にあたり、「クラウンとは何か」を徹底的に見つめ直し、「これからの時代のクラウンらしさ」を追求した結果、4つのまったく新しいクラウンを作り出した。
セダンとSUVを融合させた新しいスタイルの「クロスオーバー」に加えて、エモーショナルな雰囲気を持ち、運転しやすいパッケージとともにスポーティな走りを楽しめる「スポーツ」、新たなフォーマル表現とともにショーファーニーズにも応える「セダン」、大人の雰囲気で余裕のある走りを持つ機能的なSUV「エステート」をラインアップし、今後グローバルに約40の国・地域に順次展開していくという。新型クラウン(クロスオーバー)の詳細は以下の通り。
【写真92枚】67年に渡って歴代受け継がれた「革新と挑戦」のDNAを持つ一台。
◆新型「クラウン(クロスオーバー)」車両詳細
1:これからのクラウンをゼロから考え作り上げた、飾り立てない上質なデザイン
外装デザイン
・スタイリッシュなクーペライクシルエットと、力強さを感じさせるリフトアップスタイルを組み合わせ、流麗さとダイナミックさを両立させた、新時代のフラッグシップの姿を表現。
・左右に一直線につながるヘッドランプ・テールランプや、キャラクターラインに頼らず面の抑揚で質感を表現したサイドビューなど、シンプルでありながら鋭さと雄大さを兼ね備えたデザイン。
・従来のセダンの常識を打ち破る大径タイヤを採用。ボディ構造のくふうにより、ボディ側面近くまで外側に張り出した足回りと、ボディとタイヤの隙間のバランスも徹底的に吟味したことで、セダンでもSUVでもない、踏ん張り感のある力強いスタイル。
内装デザイン
・ディスプレイや操作スイッチを水平方向に集約したことでどの席からも直感的に操作ができる機能レイアウトと、インストルメントパネルからドアにかけてひと続きで包み込まれるような造形により、ドライバーは運転に集中でき、一緒に乗る方には心地よく移動を楽しんでいただける「全席特等席」を実現。
・過度に飾り立てず温味を感じられる金属加飾「WARM STEEL」や、思わず触れたくなる造形と心地よい握り心地を両立したシフトノブ、一目でわかる仕立ての良さと着座時の安心感にこだわったシートなど、内装部品の1つ1つにもこだわり、上質で豊かさを感じられる空間を演出。
カラーデザイン
・ボディカラーでは、新開発の「プレシャスブロンズ」や「プレシャスレイ」をはじめ、特徴的なバイトーンカラーのコーディネートで新しいクラウンの変革を表現。合計12通りのボディカラーと4種類の内装色の組み合わせで、幅広いバリエーションを用意。
2:トヨタのフラッグシップにふさわしい、ゆとりと品格を感じる走りと快適な乗り心地
2.4L デュアルブーストハイブリッドシステム
・低回転から力強いトルクを生み出す直列4気筒ターボエンジンと、高い駆動力を発揮する最新の電動パワートレーン「eAxle」、新開発のバイポーラ型ニッケル水素電池を組み合わせたハイブリッドシステムをトヨタ自動車として初採用。ドライバーのアクセル操作にリニアに反応し、ダイレクトかつトルクフルで気持ちのいいドライビングフィールを体感できる。
2.5L シリーズパラレルハイブリッドシステム
・クラウン(クロスオーバー)に最適化した高効率ハイブリッドシステムに、新開発バイポーラ型ニッケル水素電池を搭載。クラストップレベルの低燃費と高い静粛性を実現し、クラウンならではの上質で滑らかな走りをさらに進化させている。
新開発プラットフォーム
・大径タイヤの採用により得られた従来のセダンより高いヒップポイントを活かし、乗り降りがしやすく、視界の良い着座位置を実現。頭の上や前後の空間もより広く確保し、どの席に座っても特等席と感じられるような、居心地のいい室内空間を目指した。
・乗り降りや運転のしやすさを優先したパッケージでありながら、TNGAプラットフォームによる軽量かつバランスの取れた高剛性ボディと、足回りではフロントにマクファーソンストラット式、リヤには新開発マルチリンク式のサスペンションにより、クラウンらしいどっしりとした直進安定性と、しなやかな動き、目線のぶれないフラット感と振動の少ない質感の高い乗り心地を追求し、ずっと乗っていたくなる快適性を実現した。
3:最先端の先進安全・運転支援システムで、安心・便利なカーライフを
トヨタセーフティセンス
先進機能を付与し、機能向上した最新の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス*2」を全車標準装備。対応する事故形態を一層拡大し、より安心なドライブを楽しめる。
トヨタチームメイト
高度運転支援技術「トヨタ チームメイト」を搭載。渋滞時の安全運転を支援する「アドバンスト ドライブ(渋滞時支援)*3」や様々な駐車シーンでスムースな入庫・出庫を自動で行いリモート操作も可能な「アドバンストパーク(リモート機能付)*3」など、安心・便利な先進機能を装備。
新型クラウン(クロスオーバー)は、本年秋頃より、クルマのサブスクリプションサービス「KINTO」*4 でも取扱を開始する。KINTOの場合、自動車保険や定期メンテナンスなど、クルマにかかる諸経費を月々の支払に含めており、販売店に加えて、WEBでの申込も可能で、個人・法人ともに手軽に乗ることができる。
さらに、支払方法として「解約金フリープラン」を選ぶと、所定の申込金を支払うことで中途解約にかかる解約金をゼロにするとともに、当初設定の3年の契約期間満了後も、クルマを引き続き利用することができる。CROSSOVER G “Advanced・Leather Package”でこのプランを選択の場合、月額は89,100円(税込)*5 から利用できる。
詳細はこちら: https://kinto-jp.com/lp/crown/
*1 CROSSOVER RS “Advanced”、CROSSOVER G “Advanced・Leather Package”、CROSSOVER G “Advanced”を除くグレードについては、2023年1月以降に生産予定。
*2 新型クラウン(クロスオーバー)に搭載のトヨタセーフティセンスについて、
詳細はこちら: https://toyota.jp/crown/ft/safety/#safetyFeature02
*3 「トヨタ チームメイト アドバンスト ドライブ(渋滞時支援)」および「アドバンスト パーク(リモート機能付)」について、
詳細はこちら: https://toyota.jp/crown/ft/safety/#safetyFeature01
*4 自動車保険、定期メンテナンス、自動車税、故障修理、登録諸費用・税金、車検費用(5年/7年プランの場合)などの諸経費をパッケージ化した月額定額サービス。
*5 エントリーパッケージ、追加オプション無しの場合。別途、契約にあたり、500,170円(税込)の申込金の支払が必要で、3年間の総支払額は3,707,770円(税込)となる。