ボルボ、北米でも快進撃! 「XC90」「XC90リチャージPHEV」が2023年「IIHS TOP SAFTEY PICK+」受賞

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米国道路安全保険協会の受賞条件基準が一層厳しくなったいまだからこそ、価値がある「TOP SAFTEY PICK+」

ボルボの中型高級SUV「XC90」が、「米国道路安全保険協会(IIHS)」の「2023 TOP SAFETY PICK+」を獲得した。今回の発表は、IIHSがTOP SAFETY PICK(TSP)およびTOP SAFETY PICK+(TSP+)の受賞条件を強化したことを受けて行われたもの。新しい厳しい基準では、側面衝突保護性能の向上、歩行者衝突防止システムの改善、対象車種から劣悪なヘッドライトを排除することなどが求められている。

ボルボは、「ボルボの新車で重傷者や死者を出してはならない」というビジョンの一環として、安全性をすべての活動の中心に据えているという。ボルボ・カーズ・セーフティ・センターの責任者であるÅsa Haglund氏は、「ボルボXC90は、道路上で最も安全な車の一つであることを、毎年証明し続けています」と話す。

基準の最大の変更点は、IIHS独自の側面衝突試験の置き換えだ。更新されたテストでは、エネルギーが82%増加し、TSPの資格を得るためには、車両は許容または良好な評価を得る必要があり、TSP+のためには良好な評価が必要となる。XC90のマイルドハイブリッド車(XC90)とプラグインハイブリッド車(XC90 Recharge)は、いずれもTSP+を獲得している。

XC90リチャージは、賞を獲得した安全性に加え、ピュアモードで最大73km(WLTP)または35マイル(EPA)のオール電化走行が可能。ボルボは、安全性と同様に持続可能性を重要視しており、2030年までに完全な電気自動車のみを販売し、2040年までにカーボンニュートラルになることを目指す計画を発表している。

【写真4枚】安全でカーボンニュートラルなボルボ「XC90」 

航続距離は、新車の管理された条件下での現実的なWLTP/EPAドライビングサイクルによるもので、実際の航続距離は異なる場合がある。車両の仕様およびカスタマーオファーは、国によって異なる場合があるという。2022年通年で、ボルボ・カー・グループは223億クローネの営業利益を計上した。2022年の売上高は3,301億クローネ、世界販売台数は615,121台に達している。

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