デビューは2023年後半、市場投入は2024年前半が濃厚か?
日本でも人気を博しているプジョーのコンパクトクロスオーバーSUV、『3008』次世代型プロダクションモデルを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが始めて捉えた。
初代3008は2009年に登場、第2世代となる現行型は2017年から販売されており、これが6年ぶりのフルモデルチェンジとなる。
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3008次世代型プロトタイプは、今年9月にも目撃したが、シトロエン『C5エアクロス』のテストミュールだった。しかし、今回豪雪のフィンランド山中で捉えたプロトタイプは、カモフラージュの下にプロダクションボディが隠されている本物だ。
プロトタイプは、暫定ホイールにスノータイヤを装着、ボディ全体は膨らんでいるようなクラッディングでカバーされている。ヘッドライトは、スリム化され、ボンネットのすぐ下、高い位置に配置されていることがわかる。また同ブランド特有の牙LEDの一部も見えるが、デザインが修正されるだろう。フロントバンパーの下部には大きな黒いプラスチック製のキャップがあり、車両の半自律機能用のレーダーを隠している可能性がありそうだ。
エクステリア最大の注目はリアエンドだ。そこにはポンティアック「アズテック」のようなボディパネルがいくつか見られる。この下には大きく傾斜したテールゲートウィンドウが隠されているはずで、実際のルーフラインはテールゲートのシャットライン(塞がれているライン)からはっきりと見える。また308 ハッチバックや408と同様のLEDグラフィックを備えたハイマウントテールライトの一部も確認できる。
市販型では、ステランティスグループで広く使用されている「EMP2」プラットフォームのアップグレード版を採用すると思われるが、より最新の「STLA」ミディアムアーキテクチャの可能性も排除できない。いずれにせよ、3008次世代型では、マイルドハイブリッド、プラグインハイブリッド、および完全なフルエレクトリックの形式で提供され、 後者は、プジョーの新しい命名戦略と同様に、「E-300」と呼ばれるだろう。
3008新型のデビューを判断するには時期尚早だが、大まかなタイムラインとして2023年後半のデビューと2024年前半の市場投入が予想される。
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