4人乗りのオープンで小粒なボディに直6搭載。そんな我がままが通る1台と言えば、ヴィテス6のコンバーチブルしかない。他人とかぶりたくない人にこそ薦めたい。
レアな要素が詰まった”役物”ヴィテス
調布のオート・メディックは老舗のメンテナンスガレージだが、海外から様々なヒストリックカーを仕入れていることでも知られる。しかもそのラインナップが実にマニアックで、日本に数台しかないようなモデルがずらりと揃っていたりする。
今回も甲州街道に面したショールームを訪ねてみると、珍しいヴィンテージ、ヒストリックカーがずらりと勢ぞろいしていたのだが、その中から今回、田中社長がお薦めしてくれたクルマがトライアンフ・ヴィテス6のコンバーチブルだった。
日本ではTRシリーズやスピットファイア以外のトライアンフは珍しい存在といえる。レアなヴィテスの、しかもコンバーチブルというのがマニア泣かせだが、それでもオート・メディックのラインナップの中ではむしろ、取っつきやすそうな1台といえる。
トライアンフ・ヴィテスはリッター・クーペのヘラルドから派生したスポーティモデルで、6の数字はもちろん贅沢なストレート6エンジンの搭載を高らかに宣言するもの。この時代のトライアンフと言えば、スタイリングはもちろんイタリアのジョバンニ・ミケロッティが手掛けている。4シーターのオープンボディだが、ラダーフレームが通っているので強度的にも不安なし。そして似たようなライバルもほぼほぼいないはずだ。
このクルマはイギリスでレストアされたクルマを、田中社長が日本に持ち込んだもの。確かに内外装のコンディションは極上というか、一度ピカピカに仕上げてから数年経って塗装やメッキの表面がこなれてきたいい具合(わかりますよね?)。特にヴィテスのような日本におけるレア車は、日本で仕上げるとパーツの調達がいちいち大変で、けっこう手間とコストが掛かったりするものだから、レストア済車を輸入するのは大正解といえる。
価格を尋ねてみると「だいたい300万円台の前半かな。整備代とかも含めてね(取材時)」とのこと。これだけのレア車、極上コンディションなら確かにお買い得といえる。サマーセーターでも羽織って、ヴィテス6で夏の終わりの夕暮れドライブ。きっと映えるだろう。
■関連記事
- 2024年最後の開催! 英「H&Hクラシックス」のオークションに、ワンオーナーで希少価値の高いクラシックカー出品へ
- 43回目を迎える「ミッレミリア 2025」、戦前の壮大な大会のように”8の字型”コースに決定
関連記事
愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?
複数社を比較して、最高値で売却しよう!
車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか? 販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。 1 社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目 指しましょう。
手間は少なく!売値は高く!楽に最高値で愛車を売却しましょう!
一括査定でよくある最も嫌なものが「何社もの買取店からの一斉営業電話」。 MOTA 車買取は、この営業不特定多数の業者からの大量電話をなくした画期的なサービスです。 最大20 社の査定額がネット上でわかるうえに、高値の3 社だけと交渉で きるので、過剰な営業電話はありません!
【無料】 MOTA車買取の査定依頼はこちら >>