6代目「スカイラインRS」でなく「GT」を「公道スーパーシルエットにした! 【モデルカーズ・チューニング】

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1981年にデビューした6代目スカイライン(R30系)。直線的でモダンなデザインは今見ても新鮮で、ケンメリGT-R以来となるDOHCエンジン搭載車「2000RS」は当時話題の一台であった。エンジンは2L、直4のFJ20E型エンジンで150馬力を発生。CMにハリウッドスターのポール・ニューマンを起用したことから、ニューマンスカイラインという愛称で呼ばれることが多い。1983年2月になると、FJ20Eにターボを装着したFJ20ET型エンジンを搭載した2000ターボRSを追加。190馬力となったターボRSは「史上最強のスカイライン」というキャッチコピーが話題となり人気となったのである。

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スーパーシルエットの公道仕様! さて、ここで紹介するのはそんな6代目スカイラインのタミヤ1/24、4ドアモデルをベースとした作例。スーパーシルエットのイメージで大きく、四角く張り出させたオーバーフェンダー、同じくシルエットの形状をさらに拡大したかのようなリアウィング、そしてちり取りのような巨大なデッパと、圧巻のルックスを誇るチバラギ仕様だ。「若干ながら好感度があるチバラギマシン」というコンセプトは、竹ヤリマフラーが着脱式となっているのがその所以だろうか。幅の広がったボディに合わせてテールランプを片側三連としたリアビューも、まるで何か悪い夢を見ているかのようだ。ホイールはアオシマのSSRマークⅢをチョイス、「Creativity」デカールをリムに貼る小技も面白い。最強モデルのRSではなくGTグレードというのも何だか逆にそれっぽく見えてしまう。ここまでのシャコタンでもきっちりステア可能なところに拍手!

フォト=服部好弘 modelcars tuning 其の参より再構成のうえ転載

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