エキゾチックな神戸旧居留地を舞台に持続可能なモビリティの最前線を発信!「EV:LIFE KOBE2022」イベントレポート

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昨年に引き続き、11月5日、6日の週末2日間、神戸市の旧居留地を舞台に、BEVやPHEVといった最新の電動モビリティが一堂に会するオープンイベント「EV:LIFE神戸2022」を開催。両日とも絶好のイベント日和とあって、会場は約3万人の来場者で大盛況。持続可能なモビリティの“いま”を発信した。

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会場に並ぶ車両の顔ぶれは1年前からガラリと変貌!

神戸の旧居留地といえば、開港当時の面影をいまに残す、どこかエキゾチックな街並みで人気のスポット。老舗の百貨店やハイブランドの路面店が軒を連ね、関西有数の最新モード発信地としても知られているが、ここのメインストリートを一部封鎖し、いま国内で手に入れることができる最新のBEVやPHEVを集結、本誌読者だけでなく、広く一般に向けて電動モビリティの最前線を訴求するという試みが「EV:LIFE神戸」。この地では昨年11月に続く2回目の開催となったが、「EV:LIFE」としては東京・二子玉川でも開催しており、今回で通算4回目のイベントとなった。

内容としては展示解説と体験試乗が柱となるが、オープン前にあらためて思わされたのは、1年前とは会場に並ぶ車両の顔ぶれがガラリと変わっていること。しかも今回は国内正式発表前となるフォルクスワーゲンID.4やレクサスRX/RZ、来年から順次デリバリー開始となるBYD ATTO3/DOLPHIN/SEALなどもいち早く出展。カーボンニュートラルの実現に向け、クルマの電動化がさらに加速しているのを目の当たりにした思いだった。

もちろん、こうした思いは来場者も同じだったようで、続々と新しい電動モビリティが登場しているのを見聞きしてはいても、実際に会場で目の当たりにし、車内に乗り込み、さらには自らステアリングを握ってその走りを確かめるという体験は、とても新鮮で有意義だった様子。一方、高感度な方々が集うエリアとあって、すでにユーザー予備軍と思しき来場者も数多く見受けられ、出展ブランドの担当者に熱心に質問する光景も。

夕暮れが迫り、あたりのイルミネーションが一斉に灯りはじめると、また会場の雰囲気は一変。光のシャワーを浴びる展示車を見て、来年もまた顔ぶれは大きく変わっているのだろうな、とふと思った。

体験試乗:自らステアリングを握って神戸の街中をクルージング

同乗ではなく、自らステアリングを握って電動モビリティの走りを体感できる人気コンテンツ。軽自動車のサクラからハイエンドサルーンのEQSまで全11台の試乗車ラインナップは多岐に渡り、試乗受付の前には長蛇の列が。

試乗車一覧

展示車解説:本誌でもお馴染みの石井昌道氏が会場に並ぶ展示車の詳細をフリートーク

神戸旧居留地の一部公道を封鎖した特設会場には、国内外15ブランド、20台以上の電動モビリティを展示。ここをモータージャーナリストの石井昌道氏が駆け回り、来場者に向けて各モデルの詳細を解説した。

フォト=郡 大二郎

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