高精細な大画面!
ストラーダFシリーズは2016年に初代が登場し、「CN-F1X10BHD」は6世代目となる。
パナソニックのAV一体型ナビ、「ストラーダ Fシリーズ」は標準的な2DINサイズのボディにフローティングスタイルのディスプレイを組み合わせた独特のスタイル。これによって470車種以上のクルマに10型や9型の大画面ナビの装着を実現。新車に合わせてナビを購入する場合だけでなく、愛車のナビが古くて使いにくくなった場合の買い替えニーズでも高い人気を誇っている。
Panasonic Strada F1X PREMIUM10 CN-F1X10BHD
2DINサイズスペースが確保できる470車種以上に適合し、角度調整も可能。オープン価格(実勢価格:220,000万円前後)
そんなストラーダ Fシリーズがフルモデルチェンジし、ハードウェアもソフトウェアも大幅に変更。今回は12月上旬の発売に先駆けて最上級機となる「CN-F1X10BHD」のインプレッションを行うことができた。
有機ELディスプレイ&ブルーレイディスクプレーヤーで美しい映像を存分に楽しめる。
ディスプレイユニットの最薄部は4.7mmと超スリム。操作キーはハードとソフトを用意。
高精細ディスプレイに合わせて地図も作り直された。立体感のある緻密な映像を展開する。
このモデルを目にして最初に気づくのが画面の美しさだ。10型有機ELディスプレイは先代モデルとなる「CN-F1X10BLD」から採用され高画質には定評があったのだが、このモデルからは新開発の「HD美次元マップ」を採用。従来の2.4倍もの高精細表示のうえにデザインを一新しているとのことだが、表現が緻密なうえに透過表示も取り入れておりワンランクもツーランクもクオリティがアップした印象だ。とくに上空から前方を見下ろすような視点の3D市街地図では顕著に感じられる。
メインメニューのアイコンは好みに合わせて位置を入れ替えたり削除することができる。
高速CPUを採用した「ダイレクトレスポンスⅡ」を搭載。5ルート探索も驚くほど速い。
そしてもう1点、大きく変わったのが操作性の向上。高速CPUを採用することによって業界トップクラスといえるほどのハイレスポンスを実現した。ダイレクトレスポンスⅡと名づけられ、地図スクロールやスケール切り替え、ルート探索、画面の切り替えなど、さまざまな場面でスピードアップが図られており、ストレスのない軽快なコントロールが行える。しかも画面をタッチしたまま2本指で上下になぞると地図の見下ろし角度が調整できたり、同様に2本指で円弧を描くような動きをすると地図の回転ができるようになった。メインメニューである2トップメニューも進化し、ドラッグ操作でアイコンの位置を変更したり、使わない項目を削除できる。初期状態に戻すのもワンタッチだ。あらゆる面で使い勝手が大幅に高められている。
ドライバーが運転に注意すべきポイントや制限速度を知らせる「安全・安心運転サポート」。
このほか運転に注意すべきポイントや逆走を知らせてくれる「安全・安心運転サポート」や、高精細ディスプレイと相まって極上の映像が楽しめる「ブルーレイディスク再生」など好評の機能もリニューアルして搭載。スマホとWi-Fi接続をして音声検索ができる「ボイスサーチ」や測位性能を一段と向上させた「ストラーダロケーションシステム」などの機能も備えている。
CN-F1X10HD
CN-F1X10BHDとほぼ同様の機能を持つが、DVDプレーヤーを搭載している。
CN-F1D9HD
手が届きやすい価格を実現したスタンダードモデル。9型液晶ディスプレイを搭載。
なお、ストラーダFシリーズのラインアップには10型有機ELディスプレイにDVDプレーヤーを組み合わせた「CN-F1X10HD(実勢価格:200,000円前後/税込)」、9型液晶ディスプレイにDVDプレーヤーを組み合わせた「CN-F1D9HD(実勢価格:140,000円前後/税込)」もある。
パナソニック https://panasonic.jp/navi/