TOYOTA GAZOO Racing(以下、TGR)は、新型GR86を10月28日より全国のGR Garageをはじめとするトヨタ車両販売店を通じて発売した。
スバルBRZとの共同開発となるGR86は、クルマのベースを共有しながらも、「ドライバーの意のままに操れる“手の内感”」、「限界域でのリニアな応答、キビキビした走り」といった「GRらしい走りの味」を持たせることに注力。86の伝統を継承しつつ、スバルの開発陣と切磋琢磨しながら「GRらしい走りの味」を追求した結果、86は「更なる高い次元でのダイレクトで気持ちのいい走り」を持つGR86へと生まれ変わった。
発売にあたり、TGRは富士スピードウェイ主催の「FUJI 86 STYLE with BRZ 2021(以下、86Style)」に出展。イベントでは、86ファンにいち早くGR86を試乗できるだけでなく、スバルBRZとの乗り比べなど、GR86の「走りの味」を体感できるコンテンツを用意している。また、イベントの様子はTGR公式YouTubeチャンネルにて生配信されるとのことだ。
■86Style 開催概要
日時:2021年11月21日
会場:富士スピードウェイ
主催:富士スピードウェイ株式会社
協賛:株式会社SUBARU、トヨタ自動車株式会社
詳細ページ(参加お申し込み・詳細はこちら)https://www.fsw.tv/freeinfo/045799.html
TOYOTA GAZOO Racing YouTube https://www.youtube.com/channel/UCCtALHup92q5xIFb7n9UXVg
86Styleのほか、お客様へ感謝の気持ちを込め、GR86の魅力を増幅させる「集う(ファンミーティング)」「育てる(カスタマイズ)」「走る(参加型レース)」に関する取り組みを用意。今後も「ドライバーの相棒のようなクルマ」として多くの方々に愛していただけるよう、86ファンの皆様に笑顔になってもらえる機会を提供していくという。
【販売概要】
1.販売基準台数:700台/月
2.店頭発表会:2021年12月11-12日
3.クルマのサブスクリプションサービス「KINTO」でも10月28日より取扱い開始。KINTOとして初めて、車両のカスタマイズを可能(違法改造など一部のケースを除く)にし、月額21,450円(消費税込み)から利用できる。
ご利用について詳しくはこちら。https://kinto-jp.com/lp/gr86/
【車両概要】
エクステリアは、ベルトラインから水平に通ったフェンダートップはFRスポーツを主張する造形で、水平に低く通ったアンダーボディとキャビン後部の絞り込みにより、意のままの走りを想起させるワイドなスタンスと低重心を表現している。
フロントはGRブランド専用の「FUNCTIONAL MATRIX GRILL」を採用。機能性とエモーショナルさの表現を両立。また、86からGR86へ生まれ変わるにあたり、車名ロゴが一新された。
インテリアでは、水平に構成されたインパネとスイッチなどの操作系を最適配置し、運転に集中できる空間を実現。メーターはBOXERメーター(7インチカラー+LCD液晶メーター)を採用し、水平対向エンジンのピストンの動きをモチーフにしたオープニングアニメーションは、走行前の高揚感を高めてくれる。
メーター表示が走行モード別に変化。NORMALモードでは円形のタコメーター内にスピードを大きく表示し、SPORTモード(ATのみ)ではタコゲージの先端やリングが赤色に、TRACKモードではレーシングカーのメーターを参考に回転数などを大きく表示することで、スポーティな走りを視覚からも演出している。
フロントシートは、体をホールドする部分を独立したパッド形状とし、軽量なシートに。さらにスポーツ走行による前後左右Gにも耐えうるよう、グリップ性に優れた素材をシート表皮に採用。クルマとの一体感を感じられるような座り心地を実現している。
水平対向4気筒ユニットは、「軽量コンパクトかつ低重心なエンジン」という特長はそのままに、2Lから2.4Lへの排気量アップにより動力性能を向上。0-100km/h加速性能を従来型の7.4秒から6.3秒に高めるとともにレスポンスを向上させ、高回転域までストレスなく伸びるフィーリングを実現した。
メカニズムとしては、燃料を燃焼室に直接噴射する「筒内直接噴射」と、吸気ポートに噴射する通常の「ポート噴射」の2種類を運転状況に応じて最適に制御する専用ツインインジェクターを備えた「D-4S」を採用。吸気・排気効率を高める可変バルブタイミングを搭載した水平対向エンジンとの融合が図られている。
パッケージとサイズは従来型の「超低重心FRパッケージ」を継承し、全高ならびにヒップポイントを低く抑え、シートポジションを車両の内側に設定することで更なる低重心化と回頭性を向上。加速時のスピード感や、クルマが手足のように動く感覚を体感できるという。
また街乗りから限界走行までどんな速度域でも「走る楽しさ」を感じられる性能を目指し、ボディ剛性を向上。従来型比で横曲げ剛性を約60%、ねじり剛性を約50%向上させることで、高速コーナーにおける軽快なハンドリングなど、優れた操縦安定性能が確保するとともに、高張⼒鋼板の拡⼤採⽤をはじめ、フロントフェンダーとエンジンフード、エンジンアンダーカバー、ルーフにアルミ材を使⽤し、軽量設計を徹底している。
一方エアロダイナミクスに関しては、モータースポーツ参戦車からフィードバックされたフロントエアアウトレットをはじめ、サイドシルスポイラー、ダックテールなどを採用。実車⾛⾏評価や⾵洞設備での検証を繰り返し実施し、フロントの接地性やリヤの安定性をはじめ、優れた操縦応答性と安定性を確保している。
さらに安全装備に関しても、スバルの運転支援システム「アイサイト」を採用(ATのみ)。通常走行における安全サポートや、衝突回避、または被害軽減に貢献するプリクラッシュブレーキなどを搭載した。
GR86の魅力を最大限に引き出すカスタマイズパーツ「GR PARTS」を用意。スポーツ走行から、日常走行までGR86をどなたにも楽しんでもらえるよう幅広く商品をラインアップしている。
価格およびグレードは以下の通り。
公式ページ https://toyota.jp/gr86/
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