【スクープ】日本市場はどうなる!? 全長4.3mのVW新型クロスオーバーSUV『タイゴ』、これが市販型デザインだ

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「T-Cross」とセグメントがかぶるため導入は微妙か?

VWは今夏新型コンパクト・クロスオーバーSUV『タイゴ』を欧州で発表することをアナウンスしたが、その市販型プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。

タイゴは、南米とメキシコで人気を得た「ニーヴァス」をベースとして開発、「ティグアン」と同じ「MQBA0」プラットフォームに基づき、「スポーティで活気のある」エクステリアと、「独特のキャラクター」を備えた、全長4.3mのコンパクト・クロスオーバーSUVだ。

ほぼフルヌードで捉えたプロトタイプは、L字型LEDデイタイムランニングライトを備えるヘッドライト、ハニカムメッシュのグリル、3月に公開されたティザーイメージにあったグリル内のLEDライトバーの代わりに、簡素化されがクロムストリップを装備している。後部には調整されたディフューザー、新しいグラジックのテールライトが確認できるほか、テールゲートのセンターのロゴは「Nivus」から「Taigo」に変更されていることが見てとれる。

スパイショットの1つからは、ニーヴァス及びポロと似ているダッシュボードの上部を見ることができる。おそらくセンター通気孔の真上には10.25インチのデジタルダイヤル、その隣に10.0インチのインフォテイメントシステム「VolksPlay」が搭載されているはずだ。

パワートレインはニーヴァスから流用される1.0L直列3気筒ガソリンエンジンを搭載、最高出力は114hp、エタノールで126hpを発揮、6速オートマチック・トランスミッションと組み合わされる。

タイゴは2021年内に欧州で発売予定で、日本市場にも期待がかかるが、「T-Cross」とセグメントがかぶるため、導入は微妙といえそうだ。

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