1962年の「マスタングIコンセプト」からインスピレーション
フォードは昨年、パフォーマンス志向の電動クロスオーバーSUV「マッハE」を初公開したが、今回はフルエレクトリック2ドアスポーツを大予想した。
予想CGで協力してくれたのは、デザイナーのTyler Kwon氏だ。同氏はクライスラーの電動ラムピックアップの提案や、ピニンファリーナへの複数のプロジェクトを公開しているが、今回は「E1」と名付けられたフォード マスタングのコンパクトスポーツを提案してくれた。
E1は、フォード マスタング最初のコンセプトの1つである1962年の「マスタングIコンセプト」から主なインスピレーションを得ているという。このモデルは、アルミニウムボディのこの車はルーフレスデザインを特徴とし、ミッドシップに1.5リットルV型4気筒エンジンを搭載していた。
E1ではとがったノーズ、ロールバー、ラップアラウンドウィンドウシールドなど現代的な感覚を保ちながらも、オリジナルコンセプトを再現。さらにE1はボンネットの膨らみ、筋肉質なリアフェンダー、特徴的なトリプルテールライトなど、より現代的なマスタングのデザインも含まれている。
結論として、E1はマスタングの将来の可能性について非常に興味深い発想であり、今後10年で加速するとみられるエレクトリックモデルへの移行において、スポーツモデルがどう進化するかの可能性を提供してくれたといえだろう。
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