「軽量性」「高強度」「高剛性」というホイールに求められる3大要件に加え、「エアロダイナミクス」も追究したスーパーツーリズモの第4世代モデルが登場。F1技術を応用し4大要件を満たした革新のホイールだ。
空気を味方につける世界特許技術を投入
ブランドの生誕50周年を迎えたOZ(オーゼット)。次の半世紀を見据えたファーストアタックは、スーパーツーリズモの第4世代モデルだ。
スーパーツーリズモは、OZホイールを象徴するマルチスポークデザインを纏った端正なイケメン・フェイスが特徴で、バリエーションも多様。新たに加わる「スーパーツーリズモ・アエロHLT」には、アフターホイールでは世界初となるF1ホイールのテクノロジーを採用。それは、エアロダイナミクスの追究である。
OZはさまざまなモータースポーツに密接に関わり、これまでに獲得したタイトルは200を超える。今季のF1では全10チーム中7チームがOZを指名している。そうした圧倒的支持を受ける理由のひとつに、エアロダイナミクス・テクノロジーが挙げられる。空力を改善させる整流パーツをホイールに組み込む世界特許技術だ。
F1用ホイールと同じ開発プロセスで設計されるアエロフラップ。整流効果を最適化するためにサイズごとに形状が変えられている。
このスーパーツーリズモ・アエロHLTには、F1用と同様のアプローチで風洞実験を行ない形状を最適化した「アエロフラップ」という樹脂パーツがインサートされている。これが、ボディ側面の乱流を防止し、ホイール内から外へと効率的にエアを排出させてブレーキ冷却を高めている。同時に、斬新なルックスはホイールのアクセントにもなり、将来的にはカラーリングを変えたモデルも展開する予定だという。
見た目という点では「セントラルロックカバー」も魅力的な装備。センターロックを模したキャップを付け外しすることで2通りのアピアランスを楽しめる。
極細のマルチスポークによるスッキリとした端正な佇まいに、アエロフラップが追加されることで奥行き感とスポーティさが生まれる。
ホイールの製造には「HLTテクノロジー」と呼ばれるフローフォーミング製法を採用。軽さ、強さ、剛性というホイールに求められる3大要件を高次元で具現化。その上で第4の要件として空力を味方につけた高性能ホイールとなっている。6月より販売開始される要注目の1本だ。
センターロックに見えるデザインのセントラルロックカバーを外せば、オープンホールスタイルのホイールとしても楽しめる。フラップは三次元の複雑な形状となる。
Superturismo Aero-HLT
■サイズ/価格=
18inch×8.0J/82,500円(税込)
19inch×8.0~9.0J/104,500~108,900円(税込)
■カラー:スターグラファイト
■対応車種:メルセデス・ベンツ/BMW/VW/アウディ/ボルボ等
問い合わせ先=オーゼットジャパン ℡053-469-5011 www.ozracing.com/jp/