【2021サマータイヤ バイヤーズガイド】「コンチネンタルタイヤ・エクストリーム・コンタクトDWS06プラス」突然の天候の変化にも対応できるスポーツタイヤ

萩原秀輝
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2021/04/26 08:00

スノー性能を備えたスポーツタイヤ

コンチネンタルタイヤの新商品「エクストリーム・コンタクト DWS06 プラス」は、エクストリーム・コンタクト DWS06がさらに高性能にアップグレードしたスポーツタイヤだ。優れた走行性能に加えて、快適性とロングライフ性能を備えているという。

北米で求められるタイヤの性能は、日本や欧州とは異なる。サマータイヤにもスノー性能を求める地域が多く、オールシーズンタイヤの需要も極めて高い。日本では、最近でこそオールシーズンタイヤに対する関心度が高くなっている。だが、資料に「スタイリッシュにスポーティにドライビングを楽しみたい方に」と明記されたスノー性能も含むサマータイヤが注目されることはなかった。そうした意外性のあるカテゴリーに投入されたのが、コンチネンタルタイヤのエクストリーム・コンタクト DWS06 プラスだ。

従来モデルのエクストリーム・コンタクトDWS06と比べ、ドライ、ウェット、スノーの全性能が向上。特に、スノートラクション性能は11%高くなっている。ただ、トレッドにはセンター部を中心にサイプ(細かな溝)が刻まれているものの、多すぎないだけにデザインからスノー性能を含むタイヤであることに気づく人は少ないはずだ。

実際に、アウディA5に装着したところオールシーズンタイヤよりもサマータイヤの印象に近い。ステアリングの切り始めにあいまいな応答性を示すことがなく、むしろ正確さが確かめられる。切れ味もスッキリしているので、ハンドリングの軽快さが実感できる。しかも、コーナリング中はステアリングからシッカリした手応えが伝わるのでスタビリティの高さも意識させてくれる。

それでいて、コンフォートタイヤとしての役割も果たしている。舗装の骨材が見えるようなザラついた路面を通過しても、ゴーッという低周波のロードノイズが気にならない。溝>が多いタイヤで発生しがちな、ウィーンという中高周波のパターンノイズも抑制。路面段差を通過する際のドスッというインパクトノイズさえ大きすぎることがない。

だからといって、路面からの入力をタイヤが包み込んでしまうほどの柔軟性はない。実は、乗り心地が快適になるオールシーズンタイヤのような特性はなく、この点でもサマータイヤの印象に近い。もちろん、快適性についての配慮はなされ、タイヤの内部構造には新開発のコードを採用。必要な柔軟性は得ているので、乗り心地も満足できるレベルに達したトータルバランスが優れたタイヤだ。

問い合わせ先=コンチネンタルタイヤ・ジャパン 

℡:0120-530-009   www.continental-tire.jp 

フォト:宮越孝政 T.Miyakoshi/ル・ボラン2021年6月号より転載

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