メガーヌIII&IV RSの足元をエンドレスのブレーキシステムにアップデート!

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2021/01/21 12:00

メガーヌRSオーナーに朗報! ブレーキ界のオーソリティー『ENDLESS』から、純正サイズで適合するハイパフォーマンスなローター&パッドが登場した。早速テストしてみた!

ブレーキを踏んだその奥に“一歩先”の制動感がプラス

ルノー・メガーヌRSといえばティーポでもおなじみ、モダン・ホットハッチの雄だ。ディエップの工場から出荷された時点でルノー・スポールの手によって徹底したチューニングが施されていて、これ以上手を入れる必要なんてあるのか? と思う人もいることだろう。
この度、エンドレスからメガーヌIII RSとIV RSに適合するフロント用ブレーキローターとパッドがリリースされたと聞き、実車にてテストしてみることに。
協力してくれたTさんのメガーヌIII RSは2010年式の最初期ロット。ローターは購入以来6万kmほど走っていて、パッドは交換してから1万5000kmほど。サーキット走行も楽しんでいる。
このモデルは純正では、フロントはブレンボ製モノブロック4ポットキャリパーに直径340mm、厚さ28mmの同社製ベンチレーテッドディスクを組み合わせ、リアはTRW製キャリパーと直径290mm×厚さ11mmのディスクを備える。

Racing E-SLIT/メガーヌⅢ RS( 前期&後期)フロント用2ピースブレーキローターは、純正サイズのφ340×28mmでアッセンブリ(1枚)13万4000円(税別)。2回目以降は補修用ディスク1枚6万8000円(税別)なので、サーキットやワインディングでの走行が多いヘビーユーザーには長期的にコスパが高くなる。メガーヌIV RS用(φ355×28mm)も価格・仕様は同じだ。

今回フロントに装着するエンドレス製ローター「RAcing E-SLIT」はその名の通りレーシングスペックの2ピースタイプで、ディスク表面にはなめらかにパッドを削るカービングスリットに加えて、さらに強い制動力をもたらす「Eスリット」が与えられている。

さらにローター内部はエンドレスがレース活動からフィードバックして開発した多ベーン構造となっていて、渦巻き状のフィンが空気を積極的に外部へ排出することで冷却効率を大幅にアップ。サーキットやワインディングでフロントブレーキへの負荷が大きいのはFFホットハッチの宿命だが、純正よりブレーキの温度帯を低くできるのは大きなメリットだ。

アルミ製ベルハウジングは耐腐食性に優れるタフラムコートで、シックな輝きを保つ。

パッドにガッツリ食い込むE スリット。

多ベーン構造により冷却効率が大幅にアップ。

ディスク部とベルハウジングが別の2 ピース構造で運用性が高い。

ベルハウジングとローターが別体の2ピース構造のため、2回目のローター交換からはディスクだけの交換で済み、純正1ローターを交換するよりもコストを抑えることができるのも、ローターの消耗が早いヘビーユーザーにはコストパフォーマンスの面で魅力的な点といえる。

なお、メガーヌRS用のアルミ製ベルハウジングには、通常オプション扱いのタフラムコートが標準で施される。通常のアルマイトより温度変化に強く色褪せしにくいのが特徴で、色合いもシック。純正の雰囲気を壊さずに街乗りできる。
今回エンドレス2ピースローターの重量を計測したところ、1つ8.0kg。純正の方は1つ9.2kgだった。フロント左右合わせて2.4kgのバネ下重量軽減となるのも、走りの面で見逃せない利点だ。

MX72/今回メガーヌⅢ RSに装着したパッドは、ストリートからサーキットまでバランスよくカバーするセミメタル材質の「MX72」。しっかり食いつく磨材はストローク(効き方の幅)が適度にもたせてあり、奥の方でも制動感が残るのでスポーツ走行初心者にも扱いやすい。前後セットで4万8000 円(税別)。

取り外した純正のローターは6万km、パッドは1万5000km走行した状態で偏摩耗がみられる。下の交換後の写真では、見た目的にも雰囲気がアップしている。

前後のパッドは、ストリートからサーキットまでバランスよくカバーするセミメタル材質の「MX72」をチョイスして、果たしてメガーヌRSはどう進化したのだろうか?オーナーTさんにインプレッションを語ってもらった。

OWNER’S VOICE/純正でも初期制動は高く満足でしたが、今回交換したらブレーキのコントロール性が上がり、急ブレーキの際にもしっかり止まって、一定の力で踏んだ後もまだ奥があり安心感がアップしました。街乗りでもタッチがソフトで乗りやすくなり、鳴きやダストも少ないのでとても満足です。

ENDLESSのレストアカーの数々が収まるミュージアム!

これまで多くの旧車を美麗にレストアしてきたENDLESS。それらが一堂に会したミュージアム“130 COLLECTION(イサオ・コレクション)”が、中部横断道・佐久穂IC 近くに完成した! カフェやアートギャラリーも併設され、ゆったりと名車を鑑賞することができる。2月に正式オープン予定で、詳細はENDLESSのHPにて発表予定。その前でも見学したい方はENDLESSショールームまで電話でご相談を。TEL:0267 -67 -0535

問い合わせ:ENDLESS ADVANCE
TEL:0267-68-6888 HP:https://www.endless-sport.co.jp/

フォト=宮越孝政/T.Miyakoshi ティーポ2021年2月号より転載

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