ウォルポールへの加入でマクラーレンはヨーロッパの幅広いラグジュアリーブランドとのネットワークを構築!
マクラーレン・オートモーティブは、イギリスのラグジュアリー企業団体である ウォルポールへの加入を発表した。ウォルポールの会員にはバーバリー、フォートナム・アンド・メイソン、クラリッジズなどイギリスの代表的ブランドが並んでいる。
イギリスのラグジュアリー分野を世界に宣伝・促進する使命を帯びたウォルポールへの加入は、先駆的技術や革新的デザイン、スーパースポーツカーのパワフルな性能、ラグジュアリーなオーナーシップ・エクスペリエンスを基盤とするマクラーレンのブランドポジションを、いっそう強化することになる。
この加入によって、マクラーレンは ウォルポールが誇る幅広い世界的ラグジュアリー・ネットワークと結びつくことになる。その中には、ヨーロッパのハイエンド・ラグジュアリー企業の産業団体でウォルポールが創設メンバーである欧州文化・創造産業連盟(ECCIA)も含まれる。
ECCIAを構成するのは、ヨーロッパ6カ国のハイエンドカルチャー・クリエイティブ産業の団体、アルタガンマ(イタリア)、サーキュロ・フォーチュニー(スペイン)、コルベール委員会(フランス)、グスタフ3世委員会(スウェーデン)、マイスタークライス(ドイツ)、そしてウォルポール(イギリス)。これらの団体が代表するハイエンド・ラグジュアリーブランドやラグジュアリーグループは、ケリングやLVMHなど、600以上にのぼる。加えて、ヘレン・ブロックルバンクCEOが率いるウォルポールはマクラーレンや広くイギリスのラグジュアリー分野にとって主要市場のひとつであるアメリカに対して、イギリス政府と協力して貿易ミッションを定期的に派遣する活動も行なっている。
ウォルポールが行なった2019年の経済的影響の研究によれば、マクラーレンを初めとするイギリスのハイエンド・ラグジュアリーカー分野は、自動車産業においてニッチ分野でありながらも販売額ではラグジュアリー分野全体の65%以上を占めているという。
今回の加入に引き続き、マクラーレン・オートモーティブは初のシリーズ生産ハイパフォーマンス・ハイブリッド・スーパーカーである「Artura」のグローバルローンチを控えている。Arturaは革新的で軽量な新アーキテクチャーを採用することに成功。このアーキテクチャーは、ヨークシャーにあるマクラーレンの新しい複合素材施設で設計・製造され、次世代の電動スーパーカーのベースとなる。また、マクラーレンではレーシングカーやロードカーを数十年にわたって開発してきた専門性を生かし、車両の軽量化に重点を置いてパフォーマンスとエネルギー効率の向上を図っている。この理念は、世界が二酸化炭素排出量削減に目を向ける中、スーパースポーツカーを超えてより広く適用されていくものと期待されている。
マクラーレンは、これまでも世界有数のラグジュアリーブランドと協力・提携。リシャール・ミルとともに腕時計の限定モデルを生み出し、高級スポーツウェアメーカーのCastoreといったイギリスの新興ブランドとも手を組んでいる。今回のウォルポール加入について、マクラーレン・オートモーティブのマイク・フルーウィットCEOは、以下のようにコメントした。
「マクラーレン・オートモーティブ がウォルポールに加入し、輝かしいメンバーに名を連ねたことを心から喜んでいます。ウォルポールの会員はスーパーカーからファッション、靴、ホテルなど、新興ブランドから世界的オーソリティまでイギリスのラグジュアリー分野を広くカバーしています。それぞれに共通するのは、カスタマーのニーズ、カスタマー・エクスペリエンスの向上、品質に対するコミットメントです。また、マクラーレンでは私たちが開発した技術や手法がスーパーカー分野を超えて、イギリスのラグジュアリー産業、とりわけ ウォルポールの会員が取り組んでいる重要な懸案事項に対して道筋を示すものと確信しています。ヘレンとそのチーム、さまざまな会員企業とともに、共通の目標に向けてより緊密な連携を押し進めていけることを楽しみにしています」
一方、ウォルポールのヘレン・ブロックルバンクCEOは、このように述べた。
「マクラーレン・オートモーティブをウォルポールに迎え入れることができ、大変喜んでいます。マクラーレンは、極めてエキサイティングなラグジュアリーブランドであり、継続的なイノベーションとその優れた伝統を結実させてきました。そして、革新的で真に魅力的な卓越したラグジュアリーを提供するというイギリスの世界的名声を、さらに強化し高めることに大いに貢献しています。ウォルポールの会員は、ラグジュアリー分野でも一流中の一流企業です。マクラーレン・オートモーティブも『グローバル・ブリテン』の名声を高め、イギリスの輸出額に大きく貢献する数々のブランドの仲間に加わりました。マクラーレン・オートモーティブ が他のラグジュアリーブランドと協力・提携しながら発展を続けていく中、そのチームと働けることを楽しみにしています」
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