恒例のドリフトパフォーマンスやD1ファンミーティング、トーヨーやニットーのカスタムカーなども公開
トーヨータイヤは、東京オートサロン2021がコロナ禍の影響でウェブ開催となったことを受けて独自にスペシャルコンテンツを公開(https://www.toyotires.co.jp/TAS2021/)している。まず、毎年恒例だったドリフトパフォーマンスは舞洲スポーツアイランドに会場を移し無観客で実施。その模様を「TOYO TIRE TOKYO AUTOSALON 2021」スペシャルサイトで公開している。
ドリフトパフォーマンスは、「Team TOYO TIRE Drift」所属の川畑選手(マシンはGR スープラ)と藤野選手( TOYOTIRES 86-1号機)、松井選手(86-2号機)を松井選手、村上選手(エヴァRT初号機スープラ)が登場。「PROXES R888R Drift」を装着した4台のドリフトマシンによるド迫力の走行シーンが披露されている。
パフォーマンスでは、トーヨータイヤ・デモカーであるグラディエーターとジムニー・シエラが走行する周りをギリギリの距離で旋回するというD1ドライバーならではの高等テクニックや2台のスープラが至近距離で互いに向かい合い、息の合った定常円旋回を披露された。
D1ファンミーティングでは、PROXES R888R Driftを装着してD1GP2020シリーズを戦う4人の選手が登場。川畑選手と藤野選手、そしてサポート選手である松井選手と松山選手が2020年シーズンの戦いを振り返りながらトークバトルを展開。Team TOYO TIRES Drift総監督であり、司会のドリフト侍(今村隆弘)のトークにも乗せられ、普段は知ることのできない裏話まで惜しみなく公開されている。また、1/30-31に行なわれる最終戦(筑波Rd.7&8)に向けた最新状況や4選手の意気込みも語られている。
トーヨータイヤのカスタムカーやタイヤラインアップは、展示を別会場に移して無観客で実施。今回の展示は世界で活躍する「プロクセス」と「オープンカントリー」のダブルフェースをテーマとして、4台のカスタムカーが展示。カスタムカーの内容や注目ポイントについては、モータージャーナリストの藤島知子さんがリポートしている。
カリスマ”神”対談-1では、D1車両GRスープラチューニング秘話と題してD1車両GRスープラ2号機製作に関わる川畑真人選手、片岡孝裕氏(KUHL-Racing代表)、伊藤チーフエンジニアが登場。マシン製作に関わることとなった経緯、GRスープラ2号機の製作や進化したポイントを解説。ドリフトファン必見の内容になった。また、カリスマ”神”対談-2では、エアロ×アートのカリスマ対談と題してカスタム業界を長年にわたりリードし続ける三浦慶氏(TRA京都代表)と澤田弘氏(ART FACTORY代表)が登場。両氏がこれまでに関わった共同作品を通じて、未来へ向けてのカスタムについても語られている。
なお、トーヨータイヤと同じ会場ではニットーのカスタムカーと商品ラインアップが展示。アメリカ車のカスタムで定評あるLUXZが手掛けた「ダッジ・チャレンジャー」と「フォード・レンジャー」には、前者にマッスルカーの定番である「NITTO INVO』が、後者には圧倒的な存在感とタフさを表現する「NITTO Mud Grappler」が装着されている。