【BMW SAFETY TECHNOLOGY】最長50mを記憶するリバース・アシスト機能

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誰もが苦手とするのが長距離の後退。クルマがすれ違えないような細い道ではなおさらだ。BMWは先進技術によってそんなシーンもカバーする。走行してきたルートをクルマが記憶することで、ドライバーはステアリングを操作することなく安全に後退できる。

50m/REVERSING ASSISTANT

一台がやっと通り抜けられる細い道を延々と進んだ先で対向車と鉢合わせ。当然、すれ違えるはずもない。そんなとき、道幅の広いところまで自分が後退することになって、絶望にも近い思いを抱いたドライバーは少なくないだろう。

しかし、リバース・アシスト/後退時ステアリング・アシスト機能を備えた最新のBMWであれば、そんなときも心配は無用である。

操作は簡単。ディスプレイの「後退アシスト」をクリックすれば最長50mまで自動で後退する。

いま来た道をそのままリバースする必要が生じたときは、まずセレクターレバーでRレンジを選択。続いてセンターディスプレイで「後退アシスト」のボタンに触れれば、ドライバーがステアリングを操作しなくてもBMWはゆっくりと後退し始める。あとは周辺の安全を確認しながら、ブレーキペダルの緩め具合でスピードをコントロールするだけでOK。これまで走ったルートを正確にトレースしながら、最長50mまでクルマは自動的に戻ってくれることだろう。

リバース・アシスト以外にも狭い場所へ駐車する際にディスプレイ・キーで遠隔操作(※)できる。※ディスプレイ・キーによる遠隔操作は対象モデルが限られています。

BMWのリバース・アシスト/後退時ステアリング・アシスト機能は、車速が35km/h以下になると自動的に走行ルートの記憶を開始する。ドライバーがシステムの起動ボタンを押すと、それまでの走行ルートのデータを呼び出し、自動的にハンドル操作を行なってくれる。したがって、ドライバーはシステムにデータを記憶させているために、あらかじめ操作を行なう必要がない。いざというときに、この機能はとても心強いはずだ。

駐車可能なスペースがあるかをセンサーが測定し、駐車時のステアリング操作を自動で行う機能も搭載する。

また、後退している途中で対向車とすれ違える広いスペースを見つけたときには、ステアリングを操作するか、完全に停車させてDレンジを選択すればシステムはキャンセルされる。これも実際の使い勝手をよく考慮した操作性といえる。
狭い道も安心して走れるリバース・アシスト/後退時ステアリング・アシスト機能は、3シリーズや他最新モデルに標準装備されている。

ルボラン2021年1月号小冊子より転載

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