「DBXボウモア・エディション」は特別なボディカラーやコッパー(銅)カラーのアクセントを採用。購入者は特別に企画されたイベントにご招待!
12月7日、アストンマーティンはスコットランド・アイラ島にあるシングルモルトウイスキーの老舗蒸溜所「Bowmore(ボウモア)」とのコラボレーションによって生み出された、世界18台の限定車「アストンマーティンDBXボウモア・エディション」を発表した。注文受け付けはすでに始まっており、カスタマーへの納車は2021年の第4四半期になる予定だ。
アストンマーティンとボウモアのコラボレーションは、今年8月に発表されたシングルモルトウイスキー「ブラック・ボウモアDB5 1964」の発売から始まった(当サイトでの紹介記事はこちら)。これは両社のパートナーシップを祝ったもので、この時はボウモアのスコッチウイスキーだったが、このたびはアストンマーティンDBXでコラボレーションが展開された。
DBXボウモア・エディションは、アストンマーティンのビスポーク部門である「Q by Aston Martin」によって製作された。ボディカラーにはQ by Aston Martinのカラーアーカイブの中からこのモデルのために復活させた「ボウモアブルー」が標準となるが、カスタマーは別のカラーを選ぶことも可能で、塗装表面に青い金属の斑点が入る「キセノングレー」をオプションで設定している。
外観ではそのほか、フロントフェンダー後方のサイドストレーキにコッパー(銅)カラーのインレイを採用し、ボウモア・ブランドの伝統に敬意が評されている。また、ブラック塗装のブレーキキャリパーをオプションで選ぶことができ、ボウモア・エディション独特のアピアランスを実現している。
インテリアカラーは「オブシディアン」のモノトーンと、「コッパータンメタリック×オブシディアン」の2トーンから選択可能。いずれのカラーにも、アイラ島のボウモア・ツイードのアクセントが随所に入る。加えて、研磨仕上げの銅製カップホルダーやボウモアの蒸溜器からリサイクルされた銅を用いたシルプレート、銅箔が貼られたセンターコンソールトリムを採用。さらに特別に設計されたボウモア・ツイード製ピクニックブランケットやレザー製の鞄が付属する。
DBXボウモア・エディションを購入した18名のオーナーは、スコットランドで開催される特別なロードトリップイベント「アストンマーティン・アート・オブ・リビング」に招待される。オーナーが注文した自身のDBXボウモア・エディションにエジンバラで対面したのち、スコットランドの田園地帯を170マイル(約274km)にわたってツーリング。その後フェリーでアイラ島へ渡り、ボウモア蒸溜所のエクスクルーシブなプライベートツアーに参加。このツアーでは、英国王室をはじめとする世界のVIPに最高級のスコッチを提供してきた世界最古の成熟倉庫「No.1ヴォルト(貯蔵庫)」への入場が特別に許される。
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