新東名高速の6車線化が進む

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御殿場〜浜松いなさ間145kmが6車線に。120km/h制限も拡大か!?

今年9月には東北自動車道の一部で最高速度の上限が正式に120km/hへ引き上げられ、高速道路での移動の効率化が進みつつある。一方で高速道路の6車線化(片側3車線化)も進みつつあり、地形はさほど変わらないのに2車線になったり3車線になったりというチグハグさの解消も図られつつある。


そんななかで、現時点で最長の6車線区間となる新東名自動車道の御殿場ジャンクション(JCT)〜浜松いなさJTC間145kmが2020年度中に開通する見通しとなった。今年7月には上りの新静岡インターチェンジ(IC)藤枝岡部IC間、下りの長泉沼津IC〜藤枝岡部IC間が開通していたが、10月29日にはさらに御殿場JTC〜長泉沼津IC間上下線、島田金谷IC〜浜松いなさJTC間上下線が開通。これで145kmのうち上下線とも2車線なのは藤枝岡部IC〜島田金谷IC間のみとなり、車線はあるのにラバーポール規制で走れない部分も減少することになる。
新開通区間の制限速度120km/hへの正式な引き上げに関しては、警察が絡むこともありまだアナウンスはないが、145kmの6車線化にともなって実現する可能性は高い。
高速道路でのスムーズな移動は効率アップに加えて安全性向上にも貢献する。145kmにおよぶ6車線化に120km/h制限が加わり、物流を含む移動の負担が減り、移動が楽しめるようになることを望みたい。

ルボラン2020年12月号より転載

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