「LIQUI MOLY(リキモリ)」ドイツのオイルブランド「リキモリ」の魅力を探る

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ドイツを筆頭とした欧州市場で、エンジンオイルやケミカル製品など、カーケアのトータルブランドとして地位を確立しているLIQUI MOLY。今回は環境にシビアなドイツで認められた実力ブランドを紹介しよう。

欧州トップブランドの高性能オイル&ケミカル

欧州各地のガソリンスタンドやワークショップなどで、エンジンオイル、ケミカル用品などを幅広く展開している「LIQUI MOLY(リキモリ)」は、1957年に設立された老舗ブランドである。もともとは添加剤メーカーなので、クルマの症状に合わせて使用できるケミカル類はもちろん、エンジンオイルオイルに関しても、その長年培ったノウハウが製品に凝縮されている。例えば製品はすべて、その品質を守るために工場で生産されたパッケージで、販売店のもとに届けられる。

ガレージサクラの樋口代表は空冷ポルシェ時代の正規輸入業者「ミツワ自動車」で300台以上の整備経験があり。当日のショップ内には993型や930型ポルシェ911が整備されいていた。

ブランド名に使われている「LIQUI MOLY」は「LIQUID MOLYBDENUM」の略で、半世紀以上の歴史と“MADE INGERMANY”を背景に、世界中の市場から高い信頼を得ている。ラインナップの一例を挙げると、エンジンオイルの「SYNTHOIL HIGH TECH5W-40」は、100%化学合成油で安定した油膜を形成し、オイル消費量を抑制。長いオイル交換サイクルでも最大のパフォーマンスを発揮する。また、空冷エンジンを搭載するポルシェに最適な「MOLYGEN15W-50」はベースオイルに最新の添加剤技術と特殊なモリジン添加剤を配合した、シーズン問わず使用可能なローフリクション高性能エンジンオイルだ。

エンジンオイルは欧州自動車工業会、米国の厳しい基準をクリアすることはもちろん、多くの各自動車メーカーからアプルーバル(承認)を得ており、日本でも多くの車種、用途に合わせたラインナップを揃えている。また添加剤は燃料やオイルの混ぜてクリーニングや燃焼を促進させるタイプ、漏れなどを止めるタイプのほか、車両整備に関するあらゆるケミカルを用意している。

リキモリの取扱店であり、空冷ポルシェのメンテナンスを得意とする「ガレージサクラ」の樋口代表は、「空冷ポルシェとリキモリのオイルは相性が抜群です。例えば、エンジンオイルをMOLYGEN 15W-50に交換するとフリクションが低減されエンジンレスポンスがとても良くなります。あと、エンジンオイル漏れも減って、耐久性も良いです」と話す。

リキモリはオイル、添加剤、グリス、潤滑スプレーなど、4000点以上の製品を自社開発・製造し、ドイツでトップシェアを誇る。

ドイツ車はもちろん、日本車ユーザーも欧州トップブランドのエンジンオイルと添加剤を試してみては? きっとクルマ好きを唸らせる実力を体験できるはずだ。

【Shop Information】
ガレージサクラ
■神奈川県横浜市西区平沼1-35-6
■045-290-7807
■営業時間:8:00~18:00
■定休日:水曜日、他夏季および年末年始

お問い合わせ
LIQUI MOLY GmbH  https://www.liqui-moly.com/jp

フォト=小林俊樹/T.Kobayashi ルボラン2020年11月号より転載

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