【HARD GEAR】JB23用80〜85mm/55〜60mmR・Mキット
基本は「誰もが購入しやすい低価格かつ良質な製品」
ファンも多いハードギアは通信販売スタイルで展開するアフターパーツブランド。ジムニーに関してはバンパーやテールレンズなどの外装系、足回り、マフラーといった機能系に大きく分けられ、いずれも販売は好調。
●ジムニーJB23用 80〜85mm R・Mキット 価格:90,000円
専用ウルトラZXショックアブソーバーやアップコイルをはじめとして、必要なアイテムがすべて揃ったサスペンションキット。ノーマルと交換装着すればオンロード/オフロード問わない高性能を味わえる。
実店舗を持たない分だけコストが抑えられ、よりリーズナブルに製品を提供可能な通信販売は、反面、モニター上でしかモノを確認できない不利を抱えている。現物を直接手にできない不安感をいかに払拭するか。避けては通れない難題を、ハードギアは正面からストレートに向き合い突破することに成功した。
●ジムニーJB23用 80〜85mm リフトアップキット 価格:69,000円
上記の80mmR・Mキットから左右リーディングアームを省いて低価格化を図ったサスペンションキット。リーディングアームはノーマルをそのまま活用。ハードギアならではの高性能はもちろん変わらない。
その方法とは、とにかく品質を高めかつ購入しやすい手頃な価格で提供すること。前述した通りコストを抑えられる通信販売のメリットを極力生かし、開発・生産はすべて国内で実施。なおかつ仕上がりに関してはしっかりと方向性を打ち出し実現する。例えば、ここに取り上げた2タイプのサスペンションキット、80〜85mmアップはオフロード走破性を向上させつつ高速走行も不安を抱かせないようスプリングレートや減衰力を納得ゆくまで吟味。一方、55〜60mmアップは日常ユースでの使いやすさや重心高的に有利な分だけ高速安定性を追求するといった具合。
●ジムニーJB23用 55〜60mm R・Mキット 価格:82,000円
80mmキットは名前通り80〜85mm、約3〜3.5インチアップするため、日常ユースなど頻繁に乗り降りする必要がある場合は少々不便なことも事実。60mmアップタイプなら実用性を損なわずに高性能化できる。
「何だ、作る側の単なる宣伝文句でしょ」と侮るなかれ、某ショッピングサイトで獲得した5点満点中4.38の得点は紛れもないユーザーの評価。ちなみにショップ、すなわちハードギア自体のストアサイトに関する評価はさらに高い4.6。こうした数字が示す事実、それは「ハードギア=間違いない信頼のブランド」である。
●ジムニーJB23用 55〜60mm リフトアップキット 価格:60,000円
左右リーディングアームを省いたコストパフォーマンスに優れるリフトアップキット。60mmアップタイプは、特に街乗りや高速走行を重視して開発されているため、オンロードユース中心ではベストな選択。
【問い合わせ】ハードギア 03-5392-9690 http://hardgear.jp/
Text:高橋建次