“パリのコンパクトカー”にEVの限定モデル! 「ルノー・トゥインゴ」の「バイブス」がまもなく発売

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内外装に専用アクセントを採用してEV仕様をアピール。「バレンシアオレンジ」のボディカラーをトゥインゴとして新たに設定

ルノーはこのほど、コンパクトカー「トゥインゴ」にピュアEV仕様の限定モデル「トゥインゴ・エレクトリック・バイブス・リミテッドシリーズ」を設定。フランスで9月から受注を開始すると予告した。

「バイブス」と名付けられたこの限定シリーズは、ボディカラーに新色のバレンシアオレンジを設定しているほか、ホワイトのアクセントをあしらうフロントグリルや、オレンジのボルトを組み合わせる16インチのダイヤモンド・アロイホイールといった専用ディテールが採用されているのが特徴。

ボディサイドに入るストライプはボディカラーに応じて、ホワイト&グレーまたはオレンジ&グレーが組み合わされる。また、リヤフェンダーの給電口上部には「TWINGO ZE VIBES」のレタリングが施され、EV仕様であることを主張。さらにボディサイドのモールディングには「VIBES」のバッジが装着。限定シリーズであることもさりげなくアピールされる。

インテリアではダッシュボード上部の中央に専用ストライプが入る。センターパネルにはApple CarPlayやAndroid Autoに対応する7インチディスプレイのEASYLINKが搭載され、ドライバーはリアルタイムに充電ステーションを検索することが可能だ。レザーとファブリックのコンビシートにもオレンジのアクセントが施される。このほか、ドアシルプレートやフロアマット、シフトセレクター部にもオレンジを用いたアクセントが入り、独特の雰囲気を創出している。

この限定シリーズに搭載されるEVパワートレインは今のところ明かされていないが、今年の2月に発表されたトゥインゴのピュアEVモデル「トゥインゴZ.E.」がベースになっている可能性が高い。トゥインゴZ.E.には60kW(約82ps)/160Nmを発するモーターと21.3kWhのバッテリーが搭載され、WLTPモードで180kmの最大航続距離(Ecoモードでは215km)を実現。最高速は135km/hに届く。

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