【スクープ】F1譲りのパワーユニットは1000㎰! 市販型「メルセデスAMG One」の開発テストを激写

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新型コロナウイルスの影響で遅延していた「AMG One」のデリバリーは年内に開始!

メルセデス・ベンツ(ダイムラー)が開発中のハイパーカー、「メルセデスAMG One」の最新市販プロトタイプがカメラにキャッチされた。その姿は、ドイツのテスト施設を望遠レンズでチェックした際に捉えられたものだ。

プロトタイプの外観は依然として白と黒のカモフラージュで覆われた状態だったが、エクステリアはすでに公開済みのコンセプトカーとほぼ同じであることが明らか。ただしリヤウイングは小振りなサイズに変更されているほか、前輪後方のF1バージボードに触発されたカーボンファイバーパネルが削除。さらに、ルーフ上のエアスクープがコンセプトカーより若干大型化されている点などの変更点も見受けられる。また、現状ではテールライトがダミーであることから、市販型ではデザインが変更される可能性もありそうだ。

そのパワートレインは、4つの電気モーターとF1仕様の1.6L V6エンジンの組み合わせ。トータルの最高出力は1,000ps以上を発揮する。このガソリンエンジンは、2015年にルイス・ハミルトンが搭乗したF1マシンが搭載したものと同じ。パフォーマンスは最高速度が350km/h、6秒未満で200km/hに到達する速さを誇りつつ、25km(15.5マイル)のEV走行も可能という。その市販時の価格は270万ユーロ(約3億2000万円)。当初のデリバリーは2019年後半から2020年始めの予定だったが、新型コロナウイルスの影響で遅延している。とはいえ、2020年内には開始される模様だ。

 

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