【嶋田智之の月刊イタフラ】こんなタイミングだからこそチューコが楽しい

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ちっちゃいイタフラでスッキリ爽快!!

思うように外に出られないのが想像以上にストレスで、自由にどこにでも行けるのがどれほど幸せなことか、僕達はあらためて教えられた気分です。公共の交通機関に乗りたくないために、しばしクルマと離れてたけど必要に迫られて中古車を買おうと思う、と相談の連絡をしてきた元クルマ好きの知人が何人かいました。そのときに「僕が選ぶなら」という前提で彼らに伝えたのは、小さなイタフラ。車体が小さければ不意の混雑から逃れやすいし、ニッポン的な生活の匂いは希薄だし、何よりちょろっと走るだけでも大きな気分転換を与えてくれるからです。多少の幅はあるけど100万円前後で探せる点も、要素のひとつですね。以下、サラッと紹介しておきましょう。

アルファ・ロメオ・ミト

アルファ・ロメオ・ミト/日常の中の非日常といえる存在感。ふっとステアリングを切っただけで気持ちいいハンドリング。

アバルト500

アバルト500/ナリからしたらあり得ないほど迫力たっぷりのサウンド。露骨に楽しい加速フィール。度が過ぎない程度の速さ。

ルノー・ルーテシアRS

ルノー・ルーテシアRS(先々代)/ピカイチといえるエンジンの力量とシャシーの出来映え。MTでそれを味わえる気持ちよさ。

プジョー208(初代)

プジョー208(初代)/非スポーツ系モデルにもMT車あり。ジワジワ身体に染みてくるフレンチベーシックの滋味深さ。

シトロエンDS3カブリオ

シトロエンDS3カブリオ/電動オープントップ+1.6ターボ+6速MT。個性的な姿の存在感。

とまぁ独断で私見ですけど、この騒ぎになってなくてもオススメしたいクルマ達ばかり。
今はまだ自由度低いですけど、大人なので、上手くやりましょう。

ルボラン2020年7月号より転載

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