ちょっと憂鬱な梅雨シーズン。そんな時には、身も心も軽くなるようなレインコートはいかが?【Style in motion 031】

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寒い季節もようやく過ぎ去り、お花見シーズンの後は、ちょっと憂鬱な梅雨シーズン。そんな時には、身も心も軽くなるようなレインコートはいかが? おそろいの傘を持てばよりハッピーな気分になりそう!

※この記事はル・ボラン2017年6月号からの転載です。掲載商品は現在販売していないものもあります。

まさに傘を着ているようなレインコート。

もう数カ月待てば夏休みだ。そう考えただけでもワクワクする。いつだって気分は走り続けているのだ。

でもその前に待ちかまえているのが梅雨だ。鬱陶しい天気に気持ちも湿りがちだが、そんな季節でも楽しく過ごすにはこんなレインコートはいかがだろう。

英国ブランドのハケット ロンドンが同じく英国の老舗傘ブランド、フォックス・アンブレラの傘地を使ったレインコートを発売した。こうしたコラボレーションはこれまでも傘ではあったが、レインコートでは初の試みだ。

それこそ細巻きの傘に用いられるポリエステル生地なので、薄く軽量かつコンパクトに折り畳めるパッカブルな利便性を備えている。内にはスマートフォンが入るぐらいのサブポケット、サイドには小さなユニオンジャックのタグが入る。そうした機能性に加え、ゆったりとした伝統的なバルマカーンスタイルはスーツやジャケットの上に羽織った時にも美しく、カラーもグリーンやバーガンディ、グレイ、フレンチネイビー、ネイビー、カーキの6色から選ぶことができる。また襟裏にはそれぞれ異なる色をあしらい、別売の傘ともカラーコーディネートしているのだ。そんなお洒落な遊び心もモダン・ジェントルマンのワードローブを提案するハケット ロンドンらしい味付けだ。

ブランドのシンボルであるジェレミー・ハケット氏は英国紳士のクラシックスタイルを愛するとともに、そこに現代性とユーモアを注ぐ。プライベートでもフォックス・アンブレラの傘を愛用し、銀座のフラッグシップストアには試着室のハンドルやコート掛けのフックに傘の柄を使っているほどとか。

まさに傘をまとったようなスポーティで軽快な着心地はコートというよりもブルゾンのようで、傘を差していても腕の動きを妨げず、アクティブに活動できる。豊富なカラーバリエーションは愛車のボディカラーとコーディネートしてもいいし、こんなレインコートをクルマに入れておけば、雨の日のドライブだって楽しくなるだろう。お薦めするのは少し派手? と思うぐらいのカラーだ。視界の悪い雨中でも目立つばかりか、とくにグリーンは夏の新緑を思わせ、着ている本人ばかりでなく、周囲の気持ちも明るく爽やかにしてくれるのだから。

ハケット ロンドン× フォックス・アンブレラ/ レインコート
ハケット ロンドンは、1983年に現会長のジェレミー・ハケットによって設立された英国を代表するメンズウエアブランド。イギリスのライフスタイルを凝縮したコレクションを提案している。今回ご紹介するのは、同じく英国の老舗アンブレラブランド「フォックス・アンブレラ」と特別にコラボレーションしたレインコート。フォックス・アンブレラの傘生地を使用したパッカブルコートは、ハケット ロンドンのオリジナルパターンで仕立てで、スーツやジャケットの上から着たときにもエレガントにみえる。同じ配色のフォックス・アンブレラの傘と共にいかが? カラーは写真のグリーンのほか、バーガンディ、グレイ、フレンチネイビー、ネイビー、カーキの6色を用意。レインコート:42,000円、傘:30,000円。

●問い合わせ先:ハケット ロンドン 銀座/TEL:03-6264-5362 https://www.hackett.com/intl/home/

フォト:小板直樹 ル・ボラン2017年6月号より転載

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