ジャガーI-PACEで充電旅、岡山県の城下町・高梁市でノスタルジーに浸る 桜前線は追えるのか!? ジャガーのEV「I-PACE」で行く「早春、大人の充電旅。第7回」

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ジャガーのEV、I-PACEで鹿児島から東京まで1,800km、桜前線を追いかけながら5日間かけて行う充電旅。3日目の朝、広島を出発した我々は13時、岡山県高梁市の「高梁市図書館」に到着した。広島から大阪に向かう旅で、高梁市に立ち寄るのは結構な寄り道なのだが、さらに内陸にある「吹屋ふるさと村」という場所を以前から訪れてみたかったので、桜情報と合わせて高梁市図書館で情報収集をしようというわけである。

天空の城「備中松山城」でお馴染み高梁
高梁市図書館の観光エキスパートに聞く

出迎えていただいたのは、併設している蔦屋書店の観光コンシェルジュである西森さん。あらかじめ「桜が咲いている場所があれば教えていただけませんか?」とお願いしていたのだが、なんとこの日、高梁の桜の名所で一本だけ咲いている木があるので、連れて行っていただけるとのこと。高梁市といえば、国指定重要文化財で雲海に浮かぶ姿から天空の城と呼ばれている「備中松山城」で知られるほか、古い商家や武家屋敷などなど見どころ満載の城下町だ。

JR伯備線の備中高梁駅とつながる高梁市図書館には、高梁地元のおみやげも揃っているため、時間のない我々には本当に助かる。西森さんにおすすめいただいた柚子風味の「ゆべし」や「神楽面最中」、地元デザイナーが手掛けたパッケージが可愛い「紅だるま」という柚子胡椒などを購入し、早速一本だけ咲いているという桜の木に案内していただくことになった。

「デザインと色が素敵、静かで落ち着く!」
桜の名所までI-PACEに試乗していただくことに

西森さんは普段クルマを運転することが多く、I-PACEを見るなり「デザインも色も素敵ですねー」などかなり気に入られた様子。少しの距離ではあるが桜のおすすめ名所まで、I-PACEを試乗していただけないかお願いすると、快く引き受けてくださった。

「とても静かですね。インテリアも落ち着いていて、運転していて安心できます」 ジャガーの最新電気自動車というと、何か操作が特別なのかな、などと思う方もいらっしゃるかもしれないが、スタートボタンに続いてDボタンを押し、アクセルを踏めばスルスルと発進。西森さんも、まるでいつも運転しているかのように慣れた感じでドライブし、5分ほどであっけなく目的地に到着した。

文:隂山惣一/写真:近藤浩之

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