アストン・マーティンとウィスキーの「ボウモア」が提携

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スポーツカーとシングルモルトウイスキー、英国のラグジュアリーブランドが手を結ぶ

ウイスキー好きにはおなじみのシングルモルト・ブランド、英国のボウモア(Bowmore)がアストンマーティンと提携。英国のラグジュアリーブランド同士が手を組み、限定ウイスキーの生産を手がけると発表した。また、両社は飲酒運転の撲滅を目指し、「ドリンクスマート」(日本流にいえば飲んだら乗らない)のプログラムを進めていく点でも提携していく考えだ。
1779年に創立されたボウモア社は、伝統の木製ショベルや手動機械を使ってフロアモルティングを行い、香り高いシングルモルトウイスキーの製造を続けている。一方のアストンマーティンはボウモアほど古くはないが、ルーツとなるラゴンダ社が1899年に、アストンマーティン社は1913年に設立され、世界有数の伝統ある自動車メーカーとしてスーパースポーツカーやラグジャリーカーを生産している。
この2社の提携により生まれる限定生産のシングルモルトウイスキーだけに、コレクターズアイテムとなることは確実だ。ボウモアは現在、日本のサントリー・ホールディングの子会社であるビーム・サントリー社の傘下にあるだけに、この提携を機に限定生産ウイスキー以外にもブランド展開が進む可能性もある。提携による限定生産シングルモルトの発売時期などはまだ示されていないが、どんなウイスキーが世に出てくるのか楽しみだ。

ル・ボラン2020年2月号より転載

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