量産車世界初の可変圧縮比エンジン、日産の「VCターボ」が「機械振興協会会長賞」を受賞!

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圧縮比は8.1から14.1に可変! 北米向けの「アルティマ」に搭載

財団法人機械振興協会が主催する「第54回機械振興賞」において、日産による量産型可変圧縮比エンジン「VCターボ」の開発が「機械振興協会会長賞」を受賞した。

このVCターボは、独自のクランク機構により圧縮比を自在に切り替えることを可能とした世界初の量産型エンジン。同クランク機構でエンジン振動の抑制を実現したことに加え、振動抑制に必要であったバランスシャフトの廃止を実現。エンジン高を抑えつつ、1本の偏心シャフトですべての気筒を制御することにより高効率と高性能を両立している。この世界初となる量産可変圧縮比エンジンを開発したことが高く評価され機械振興協会会長賞受賞に至った。

機械振興賞は、機械産業における技術開発の一層の促進を図るため優秀な研究開発およびその成果の実用化によって機械産業技術の進歩・発展に著しく寄与したと認められる企業・大学・研究機関および研究開発担当者を表彰。日本の機械産業の振興に資することを目的としている。

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