プジョーの二輪車部門、 インドメーカー傘下に

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プジョー・モトシクルの全株をマヒンドラに売却。プジョー・モトシクルのブランドは存続

プジョーの二輪車部門であるプジョー・モトシクルがインドの大企業、マヒンドラの傘下に入ることが決まった。すでに2015年にはマヒンドラ・トゥーホイールズヨーロッパがプジョー・モトシクルの株式51%を取得していたが、今回、PSAグループは残りの49%も同社に売却。インド資本のもとで運営されていくことになった。
プジョー・ブランドの二輪車は欧州だけでなくアジアでも人気があり、これを機にマヒンドラは二輪ビジネスをより強化することになる。プジョー・ブランドはそのままで、二輪の開発コンセプトなども引き継いで運営していく考えで、当面、ユーザーにとっては大きな変化はなさそうだ。アジアでは二輪車需要が高まっており、新たな経営計画では2021年までに7車の新製品を投入し、成長市場のアジアはもちろん、欧州でも販売を強化していく考えだ。
プジョーブランドの二輪車は日本でも人気が高まりつつあり、プジョーならではの洒落たデザインの「ジャンゴ」も目にするようになった。インド資本となり、タタ傘下のジャガー・ランドローバーのように日本でもブランド浸透が進むことになるのか。今後の戦略に期待したい。

ル・ボラン2020年1月号より転載

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