フェラーリ308GTB/GTS/まさに異例ずくめ、12気筒ではない初の量産フェラーリ【自動車型録美術館】第36回

308を始祖とするV8フェラーリは、今も連綿と続いています

308GTBは10年間もの長きにわたって生産されました。そのためカタログも比較的多くの種類があるようです。

今回はそれらのなかから大判のふたつをご紹介します。これらふたつのうちでは横版の方が古く、縦版はインジェクションについての小冊子が付属することからもわかるように新しいものです。

308の後継車となる328になると、ここまで大判のカタログはなく、やや常識的なサイズに落ち着いていきます。その判型はその後しばらくフェラーリのカタログの標準となりました。

●縦版 サイズ340mm×240mm+300mm×210mm(小冊子)
●ページ 全16ページ+小冊子4ページ

Text:板谷熊太郎 /Kumataro ITAYA カー・マガジン488号(2019年2月号)より転載

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