シーズン後半に入ってから苦戦が強いられてますが、F1アルファ・ロメオ・レーシング、今年はかなり善戦してると思います。そのマシン“C38”と同じくアルファ・ロメオのチェントロスティーレがカラーリングデザインを施した特別なジュリア・クアドリフォリオが4台、ステルヴィオ・クアドリフォリオが6台、国内販売されます。その名は“F1トリビュート”。もちろんこれはカラーリングだけのコスメチューンではありません。フロントスプリッター、カナード、サイドスカート、リアスポイラーなどの空力パーツは、ザウバーF1チームのテクニカル部門との共同開発品。エンジンは専用チューンとアクラポヴィッチのエキゾーストで+10psの520ps。ブレーキはカーボンディスク。車重はトータル27kgほど軽量化。中身も特別なのです。価格はジュリア1459万円、ステルヴィオ1495万円。安くはないけど、標準仕様との差額を考えたらリーズナブルでしょ?
ル・ボラン2019年12月号より転載