こちらもザウバーと共同開発!
F1世界選手権初開催となった1950年と翌51年にワールドチャンピオンを輩出しているアルファロメオは、2018年シーズンからザウバーF1チームのパートナーとして復帰。今季はベテランのキミ・ライコネン選手と若手イタリアン、アントニオ・ジョヴィナッツィ選手を擁してアルファロメオレーシングとして復活参戦を遂げ、コンストラクターズポイントも獲得している。
そんなアルファロメオのF1参戦を記念して、スポーツサルーンの「ジュリア・クアドリフォリオ」と同ブランド初のSUVとなる「ステルヴィオ・クアドリフォリオ」に限定車「F1 Tributo(F1トリビュート)」を設定。その発表会がF1日本GPの開催初日となる10月11日(金)に東京都内のベルサール渋谷ガーデンを会場に開催された。ちなみに同会場はF1日本GP予選・決勝のパブリックビューイングも行われた。
FCAジャパンのティツィアナ・アランプレセ本部長によってアンベールされた、アルファ・ロメオ・ジュリア/ステルヴィオ・クアドリフォリオ「F1 Tributo」の2台は、アルファホワイトのボディに今季F1マシンをイメージしたレッドの専用ラッピングが施され、フロントエアロスプリッターやサイドスカートを含めた専用エアロ、アクラポヴィッチ製エキゾーストシステム、カーボンセラミックブレーキが与えられる。
そのほか、V6ツインターボに施された専用チューンと前述のアクラポヴィッチ製エキゾーストシステムによって、最高出力がプラス10psの520psに増強されたほか、インテリアにカーボンインサートのレザー/アルカンターラステアリングおよびスパルコ製カーボンバケットシート&レッドシートベルトを装備するなど、まさにレーシングマシンに相当する高度なワークスチューンが施されているのだ。
同発表会のゲストでF1パイロットの経験を持つ井出有治選手によれば、まさに現代のF1にとってエアロダイナミクスはエンジン以上に生命線であるとコメントするとともに、限定車に施された専用エアロの効果について言及。また、F1参戦当時のキミ・ライコネン選手の「アイスマン」ぶりについての印象深いエピソードも語っていた。
今回披露されたアルファロメオ「ジュリア・クアドリフォリオF1トリビュート」は6台限定(税込14,590,000円)、「ステルヴィオ・クアドリフォリオF1トリビュート」は4台限定(税込14,950,000円)で、この11月から全国正規ディーラーで発売される。
https://www.alfaromeo-jp.com/models/quadrifoglio/limited/f1-tributo/