実はいろいろと進化しています
東亜通信工材株式会社製サイン類
近くで見るとけっこう大きい。
NOHARA製逆光対策内照式標識
裏面に透過性のある繊維シートを使用することで、標識が見えなくなる逆光を逆手にとって判読性を向上させる。逆光になりやすい地点を重点的に置き換えているそうだ。
パトライト製パトランプ各種
西部警察や特捜最前線のコアなファンならあのパトランプはどこ製だろうと気になったことがあるはず。それらの多くは当時佐々木電機だった同社製だったことは知られたこと。
見た目は同じように見えるけれど、中身はLED化したり、レンズを工夫して視認性を上げたりと進化している。サイレンも、直・曲線道路と交差点で指向性を変えてそれぞれの局面でドライバーに聞こえやすくといった改善がされている。
やや地味ですが……
首都高技術株式会社製磁石式鋼橋点検装置”やもりん”
ヤモリから取ったんだろうなと思しき名前がかわいい。これこそ利用者には見えないところで活躍する装置だ。磁石で張り付き、継ぎ目の添接板も上手に乗り越える。人手ではしにくい場所の点検に使われる無人点検デバイスも数多い。
昭和機械商事株式会社製”かご丸くん”
簡便な作業で恒久的な土留壁を築造できるという。土砂崩れの復旧などの際に、従来工法では土嚢で仮復旧したのち本工事を行うところ、この工法では一回で完成するため効率が良いとのこと。また、円筒形であることがミソで、この方が割栗石を高密度で詰められるのだそう。
日本改質アスファルト協会のポリマー改質アスファルト
水はけが良く見えたり、雨天時にギラギラせず走りやすかったり、ロードノイズが小さくて静かだったりと、何やら快適な路面に出会うことがあるが、それはこのポリマー改質アスファルトを使った排水性舗装。その構造に関する説明展示。
前田道路株式会社による道路補修に関する説明展示
見えない部分を見る、知ることができるのは単純な喜び。
上記はほんの一部ですから、全てを見るためにぜひ現地へ足を運んで欲しいと思います。
いつもなら流れる景色の一部でしかない物や事を静止状態でじっくり見るのもおもしろいと思いますし、それぞれの機能や意味を知ることの楽しみもありましょう。今年はどんな展示が見られるかな? 楽しみです。
急なご案内、しかも平日のみの展示会で申しわけありませんが、貯まっている有休や代休の消化がてらにいかがでしょうか。今年が無理でも来年は11月5日(木)・6日(金)に開催されますので大丈夫です! お子さんもすごく喜ぶと思いますよ。
関連リンク:
http://htf.express-highway.or.jp/htf2019/info/