カーレーシング1966【新書紹介】

2019/09/12 09:00

Car Racing 1966

モータースポーツカメラマン達の代理店として50年以上に渡り写真使用者との橋渡し役を務めた仏DPPI社の膨大なアーカイブから作られたレアショット写真集、その設立2年目にあたる1966年度版。パドックでのメンテナンスに始まる静寂の時間、スタートの緊張と喧騒、レースの葛藤と勝利までが、F1やラリー選手権、スポーツカー選手権など、様々なジャンルを超えて場面展開。当時はフォードとフェラーリの確執に沸いた時代であり、舞台となったプロトタイプカーにもこの年からが選手権が掛けられ、戦いは尚一層の激しさを増した。

GT40や330P3など写真にもそれが色濃く反映されるが、シャパラルやマトラ、セレニッシマなど、動乱の隙を縫うように多彩なマシンも姿を現す。そしてF1もまたこの年から導入された排気量倍増に混乱しつつ、立ち向かうことで一層輝き、ドライバーとマシン共に厚みを増した姿を見せるのだった。当時レーサーだったジャーナリストによる解説も場面を引き立たせる、モータースポーツの1年ごとの革新に気付かせる特別な写真シリーズである。

Car Racing 1966
17,744円 (税込)
Johnny Rives&Manou Zurini(著)
Editions Cercle d Art
ハードカバー/W290×H235/モノクロ/216p/英・仏語併記

情報提供:代官山蔦谷書店

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