併せてコニカミノルタのメインスポンサー継続もアナウンス
コニカミノルタは7月19日(金)、東京・有楽町マリオンにて「コニカミノルタ presents デイトナ24時間レース 小林可夢偉優勝イベント」が開催された。
イベントでは冒頭に、コニカミノルタの山名昌衛代表執行役社長兼CEOが登壇し、「メインスポンサーをしているウェイン・テイラー・レーシングが、世界3大耐久レースのひとつであるデイトナ24時間で、小林可夢偉選手とともに優勝してくれて嬉しい」とコメント。
その後小林選手は「アメリカでのレースは初めてでしたが、これは全然違うモータースポーツの楽しみ方だなと思いました。お客さんを喜ばせるためにはどうすればいいかがよく考えられているんですね。それをびっくりした反面、これもレースなんだなと思うところもありました。そういう意味では、アメリカの耐久レースの歴史を実感できたと思います」と初めてアメリカのレースに出場した印象を語った。
当日はチームオーナーで、自身もドライバーとしてデイトナ24時間を制した経験を持つウェイン・テイラー氏も来日しており、小林選手について「彼を選んだ第一の理由がスピード。我々がル・マンでのデータをチェックした結果、本当に速いことがわかった。そして第二に人間性の良さ。モータースポーツはチームワークが非常に重要だが、彼はそれをよく理解していたので、安心して一緒に仕事をすることができたよ」と感想を述べた。
今回イベント会場には、優勝車両であるコニカミノルタ・キャデラックDPi-V.Rが展示されており、小林選手とテイラー氏の手によりアンベールされたのだが、このマシンは実際にレースを走った実車とのこと。日本に持ち込んだのは今回が初めてだという。
またテイラー氏は、当日のサプライズとして、来季のデイトナ24時間に再び小林選手を起用すると発表。併せてコニカミノルタからは、2014年から続いているメインスポンサーを来季も継続するとのアナウンスがあった。
このことに対して小林選手は「簡単なことではないですが、しっかりと準備をして勝つためにはどうすればいいかというのを考えて挑戦しなければいけないなと思っています。24時間レースではいろいろことが起こるので、経験あるドライバーがコンディションに合わせて走ることがすごく大事。そういったこと想定しつつできる限りの挑戦をして、2年連続でデイトナを勝てるように頑張ります」と意気込みを語った。
会場には小林選手のレーシングスーツとヘルメットのほかに、デイトナ24時間レースに優勝したメンバーに渡されるドライバーズアワードも展示。イベントの第二部は有楽町センタービル9階のコニカミノルタプラネタリア TOKYOにて、事前抽選によって選ばれたファンを招いてのファンイベントも開催された。