アウディが「Q7」のV8ディーゼルを最新仕様にアップデート

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高性能版「SQ7 TDI」に435ps/900Nmの4LV8ディーゼルターボ搭載

7月22日、アウディは「Q7」に高性能版となる「SQ7 TDI」を設定したと発表。欧州では7月末から注文受け付けがはじまる予定で、販売価格は9万4900ユーロ(約1150万円)からとのこと。

新型SQ7 TDIには435ps/900Nmを引き出す4L V型8気筒ツインターボディーゼルと8速AT(ティプトロニック)を搭載。パワートレインは、このエンジンに48Vシステムを組み合わせるマイルドハイブリッドとなる。0-100km/h加速を4.8秒でこなす一方、最高13.5km/Lの燃費(欧州複合モード)を実現している。

 

このマイルドハイブリッドパワートレインは、7月上旬に本国で発表された新型「SQ8 TDI」に搭載されたものと基本的には同じ。SQ8 TDIと共有するコンポーネントとしてはこのほか、ロールスタビライザーや後輪操舵システムのオールホイールステアリング、スポーツディファレンシャルといったアイテムが挙げられ、「S」を冠するモデルにふさわしいダイナミックなハンドリングや優れたドライビングダイナミクスが与えられている。

外観では、シルバーフレームを用いた八角形のシングルフレームグリルのほか、輪郭をさらに強調したフロントのエアインテークやSモデル特有のエキゾーストシステムといったアイテムが高性能モデルであることを主張。さらに20インチサイズの5スポークタービンデザインの鍛造アルミホイール+285/45R20タイヤが、高い存在感にひと役買っている。

インテリアでは、エンボス加工された「S」エンブレムが背もたれに表示されるスポーツシートや、つや消しアルミニウムまたはカーボンのインテリアトリムなどにより、Sモデルらしいスポーティネスが表現されている。

インフォテイメントシステムやコネクティッド技術、運転支援機能も、新型「SQ8 TDI」と同様。アウディバーチャルコックピットやふたつの大型タッチスクリーンが連携され、アウディの最新技術を惜しみなく導入された。MMIオペレーティングシステムにはAmazonのインテリジェントアシスタントシステム「Alexa」が統合され、さらに利便性を高めている。

さらに新型SQ7 TDIでは、道路上の信号機の情報サービスが新たに追加。信号機の中央制御コンピューターと接続することにより、メーターパネルのアウディバーチャルコックピットや、オプションのヘッドアップディスプレイに信号情報を表示。より効率的にドライブできるとともに、スムーズなクルマの流れを作る一助となる。

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