シビックと制御の思想は異なるが、メガーヌGTも極限領域の能力は高いといえるか!?【清水和夫のDST】#93-4/4

タイヤが減っていてもリアステアの制御とESCの関係でスピンを抑えるメガーヌGT

RENAULT MEGANE GT

●操縦安定性:★★★☆☆
●平均通過速度:69.28km/h(2回平均)

リアタイヤの摩耗がリアサスペンションの動きにどう影響するのか気になったが、先に実施したウェット旋回ブレーキで、タイヤが減っていてもリアステアの制御とESCの関係で最低限スピンを抑えてくれることがわかっていたので、思い切ってステアリングを操舵できた。シビックよりもシャープにレーンチェンジし、リアサスの挙動は気になったものの、ノーマルモードでも不安定な挙動をみせることはなかった。トーションビームタイプのリアサスを持つメガーヌGTはその限界を高めるために、リアステアを装備しているというわけだ。しかしESCの介入はありがたいのだが、通過速度はシビックよりも低くなってしまった。

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