ルノー・メガーヌGT vs ホンダ・シビック・ハッチバック 欧州育ちの日本を代表するハッチバックがフランスの強敵に挑む【清水和夫のDST】#93-1/4

ハイレベルな領域に棲むホットハッチのガチ勝負

評価点ではシビックに軍配が上がった。とはいえ、メガーヌのリアタイヤが5部山程度残っていたならば、どうなっていたかわからない。

シビックはCVTを採用するため、加速性能では不利だが、その一方で大切なのは官能評価。シビックはリアサスペンションを新設計するなど、足回りが見直されており、高速での直進安定性を重視して開発されたことが伝わってきた。ステアリングの操舵感は重めで、走りに重厚感がある。
メガーヌはタイヤの影響もあって、わずかな差でシビックに負けてしまったが、ハッチバックのコンクールならメガーヌは王者だろう。ピュアな走りが単純に楽しい。

RESULT

その差はわずかだがシビックがメガーヌを撃破!?

●ホンダ・シビック・ハッチバック:16.0/20点
●ルノー・メガーヌGT:15.0/20点

リポート:清水和夫/K.Shimizu フォト:篠原晃一/K.Shinohara ル・ボラン 2018年11月号より転載

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