三菱がアセアン市場に「アウトランダーPHEV」を初投入

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お披露目は7月18日から開催のインドネシア国際オートショー

三菱自動車は、プラグインハイブリッドEVの「アウトランダーPHEV」をアセアンで初となるインドネシア市場に投入すると発表。7月18日から開催される、第27回インドネシア国際オートショーで同車を出展する。

現在、インドネシアは、CO2排出の抑制などの環境対策に取り組んでおり三菱はアウトランダーPHEVの導入を通して重要市場である同国に貢献したいと考えている。

アウトランダーPHEVは、アセアンにおける自動車の安全性能を試験・評価するアセアンNCAP安全性能評価において総合87.61ポイント(100ポイント中)、最高評価となるファイブスターを獲得。7つのSRSエアバックやブラインドスポットワーニングなどの採用により、成人乗員保護性能で高得点だったほか、子ども乗員保護性能、安全補助装備の項目でも高い評価を得ている。

2013年に日本で販売を開始したアウトランダーPHEVは、三菱の強みである四輪制御技術と電動化技術の粋を集めたSUVのプラグインハイブリッドEVとして他社に先駆けて市場投入。これまで世界50カ国以上で販売され、販売台数が20万台を超えている。また、2018年末までの累計では世界で最も売れているプラグインハイブリッドEVとなり、欧州では2015年から4年連続でプラグインハイブリッドカテゴリーのトップセラーとなっている。

最大の特徴はEVをベースとした独自の構造。電動車ならではのトランスミッションやプロペラシャフトのないシンプルなレイアウトにより軽量化やエネルギーの効率化を追求、優れた環境性能と滑らかで力強い走りを提供している。

また、電力を走行以外でも利用できる機能を持つ点も特長のひとつ。実際に、2016年の熊本地震や2018年に発生した北海道胆振東部地震などの災害時にライフラインが絶たれた中での貴重な電源として活用されている。

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