340ps/500Nmの3Lターボに48Vシステムを組み合わせるマイルドハイブリッドを搭載
アウディジャパンは7月3日、新たなフラッグシップSUVとなる新型「アウディQ8」の日本導入を発表。9月3日より発売する。モデルラインアップおよび消費税込みの車両本体価格は以下のとおり。
・Q8 55TFSIクワトロ:9,920,000円(10,100,000円)
・Q8 55TFSIクワトロ・デビューパッケージSライン:11,020,000円(11,220,000円)
・Q8 55TFSIクワトロ・デビューパッケージ・ラグジュアリー:11,020,000円(11,220,000円)
※( )内は消費税10%込み。10月1日以降に配車・登録される車両に適用予定。
Q8は、大型SUV市場において「Q7」で大きな成功をおさめてきたアウディが、よりスポーティでラグジュアリーなモデルを志向するユーザーに向けて新開発したクーペスタイルのSUV。アウディQモデルの新たな特徴である八角形のシングルフレームグリルや、アウディの代名詞である「クワトロ」を象徴するブリスターフェンダーなど、ダイナミックなスタリングが与えられたQ8は、アウディQシリーズの新たなフラッグシップとなる。
ボディサイズは全長4995×全幅1995×全高1705(デビューパッケージ2モデルは1690)mmで、ホイールベースは2995mm。全高はQ7より30mm低く設定され、クーペフォルムが強調されている。最低地上高はエントリーモデルで210mm、アダプティブエアサスペンションを搭載するデビューパッケージ2モデルは最高で245(標準時は195)mmを確保し、ハイレベルな走破性に寄与している。
パワートレインは340ps/500Nmを引き出す3L V型6気筒ターボと8速AT(ティプトロニック)に、48Vシステムを組み合わせたマイルドハイブリッドを採用。クワトロシステムを介して4輪を駆動する。JC08モード燃費は10.3km/Lと発表された。
インテリアには、フラッグシップサルーンの「A8」などと同様にタッチディスプレイを全面的に採用したMMIタッチレスポンスや大型バーチャルコックピットを装備。デジタル時代にふさわしいユーザーインターフェイスと、充実したアウディコネクト機能を搭載している。
クーペライクなルーフラインを描くQ8だが、フルサイズSUVだけに積載性は低くない。ラゲッジスペースは通常時でも605Lが確保され、40対20対40の分割可倒式リヤシートのシートバックをすべて折りたためば最大1755Lにその容量を広げることができる。
運転支援関連では、最大22個のセンサーやカメラの統合制御による高度なドライバーアシスタンスシステムを搭載。中核となるのはアダプティブドライブアシスト(ADA)で、アダプティブクルーズコントロール、トラフィックジャムアシスト、アクティブレーンアシストを統合し、0~250km/hまでの速度で、加減速および車線変更のサポートを提供し、高速道路やロングドライブにおいて上級サルーンのような快適で安全なドライビングを実現する。また、アウディ初となるエマージェンシーアシストなどの機能(パッケージオプション)により、緊急時にクルマを現在の走行レーン内に自動的に停止させる。さらに、カーブストーンアシストはA8で初導入されたシステムで、MMIスクリーン上のカメラビューにより、パーキングの際に縁石への接触を回避するのに役立つ。
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