ルノーがホンキ仕様なクロスオーバーを有望市場に導入

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インド市場向けの新型コンパクトSUV「トライバー」

ルノーは6月17日、インド市場向けとなる新型コンパクトクロスオーバーSUV「トライバー」を発表した。

ルノーは現在、インドを重要市場のひとつと捉えており、3年後の2022年までに現在の倍となる20万台の年間販売台数を目指している。インドで製造される新型トライバーは、この目標を達成するために重要な役割を担うモデルとして導入。コンパクトなボディながら多人数乗車ができるクルマはインド市場で大きなニーズとなっていることから、3列シート仕様が選べるコンパクトモデルが開発されたのである。

ボディサイズは全長3990×全幅1739×全高1643(ルーフレール除く)mmで、ホイールベースは2636mm。日本の道でも扱いやすそうなコンパクトボディに、5人乗りまたは3列7人乗りのキャビンを組み合わせている。

Bセグメントに属するモデルとしては3列目シートの居住性が高いのが特徴で、足元スペースで91mm、座面から天井までの高さで834mmを確保。このスペースはクラス最高水準だとルノーは主張。

コンパクトボディながら荷室は広く、5人乗りで625L、7人乗りで84Lを確保。2列目シートに前後スライド機構が備わるほか、2列目および3列目シートは分割可倒機構が備わり、荷室を多彩にアレンジすることができる実用性が備わっている。

 

エンジンは72ps/96Nmを発揮する1L直列3気筒。トランスミッションは5速MTのほかATも用意される。

外観では、フロントマスクやリヤビューにルノーの新世代デザインエレメントが用いられ、洗練されたイメージが与えられたほか、ルーフラインがリヤエンドまで高めに設定されたフォルムを描き、3列シート仕様の設定を感じさせる。インテリアは高い質感に加えて、グローブボックスやセンターコンソールなどに大容量の収納スペースが設けられ、使い勝手を高めている。

そのほか、キーレスシステムやデジタルメーター、コネクティッド機能を備えたマルチメディアシステムといった先進技術も導入され、高いユーザビリティも実現している。

 

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